フェンシング最年少の加納虹輝「これが夢じゃないことを祈っています」

準決勝に勝利し喜ぶ加納(ロイター)
準決勝に勝利し喜ぶ加納(ロイター)
決勝戦、ROCのビダを相手に戦う加納虹輝(右=ロイター)
決勝戦、ROCのビダを相手に戦う加納虹輝(右=ロイター)

◆東京五輪 フェンシング男子エペ団体戦(30日、千葉・幕張メッセ)

 世界ランク8位の日本(山田優、加納虹輝、宇山賢、見延和靖)が、決勝でROC(ロシア・オリンピック委員会)に勝利し金メダルを獲得した。

 チーム最年少の加納虹輝(JAL)は金メダル獲得直後「まだ信じ切れていないんですけど。これが夢じゃないことを今祈っています」と喜びを語った。

 相手の剣をはたいて突くスタイルの加納。身長は173センチと小柄ながらその剣先の素早さが武器で、圧倒的な実力から今大会全試合でアンカーに抜擢された。「大きい選手からしたら突きづらかったり、懐には入ったら困ると思う。小さい分スピードもあると思うので」と五輪という大舞台でも自身の強みを遺憾なく発揮した。

 加納が競技を始めたのは08年の北京五輪、フェンシングをテレビで見たことがきっかけだった。小学6年生から8年間続けた器械体操をやめ、フルーレで競技を開始。その後高校時代に実力を試そうと出たエペの大会でいきなり優勝し、エペに転向した。

 その圧倒的な実力を買われ最年少で日本代表メンバー入りした加納。コロナ下でもメンタルを崩すことなく練習を続け、その地道な努力が今回の結果にもつながった。努力家の23歳は「フェンシングはお金のかかるスポーツです。苦労をかけた両親と、今まで教えて下さったコーチの方々に感謝を伝えたいです」と語り、支えてくれた周囲にも感謝を忘れなかった。

準決勝に勝利し喜ぶ加納(ロイター)
決勝戦、ROCのビダを相手に戦う加納虹輝(右=ロイター)
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