山田優はイクメン 勝負飯は「アヒポキ」…妻・里衣さん語る素顔

東京五輪出場を家族でお祝い(左から)山田の妻・里衣さん、山田、長男の瑛斗ちゃん(提供写真)
東京五輪出場を家族でお祝い(左から)山田の妻・里衣さん、山田、長男の瑛斗ちゃん(提供写真)

◆東京五輪 フェンシング男子エペ団体 (30日、千葉・幕張メッセ)

 男子エペ団体で見延和靖、山田優、加納虹輝、宇山賢の日本は決勝で、ROC(ロシア・オリンピック委員会)を45―36で下し、男女全6種目を通じて日本勢初の金メダルをつかんだ。2008年北京五輪男子フルーレ個人の太田雄貴(現・国際連盟副会長)、12年ロンドン大会同種目団体で獲得した銀メダルを上回る日本の最高成績を残し、フェンシング界の歴史を塗り替えた。日本選手団が獲得した金メダルは17個となり、過去最多だった1964年東京、04年アテネ五輪の16個を早々と超えた。

 エース・山田の妻で元女子エペ代表の里衣さん(30)が山田の素顔を語った。

 10年前、2人はアンダーカテゴリー日本代表の合宿で出会った。「最初は弟みたいなかわいい存在。でもフェンシングになると助言をくれたり、頼れる」と笑って明かす。

 18年3月に結婚。里衣さんは19年に日本代表から外れたことを機に現役引退。東京五輪を目指す夫に「私の分も頑張ってほしい」と夢を託した。山田は奮起し同年のアジア選手権初優勝。昨年3月にはグランプリを初制覇するなど躍進した。「精神面で安定するようになったと感じる」と里衣さん。

 山田は昨年3月のW杯出場中にヘルニアが再発。5月に手術を受けた。3か月のリハビリを経て競技復帰した後も状態はなかなか上がらなかった。「焦りからイライラしていた。私も現役の時、けがをして励まされてもつらかったので自分から声をかけることはしなかった」とそっと見守り、支えた。

 昨年2月に第1子となる長男・瑛斗ちゃんが誕生。「家にいる時は子供の面倒も見てくれます。家事もわりとしてくれて助かりますね」という“イクメン”。「家族のために」と語っていた山田の勝負飯は、新婚旅行先のハワイでハマった、マグロとアボカドをしょうゆなどであえる「アヒポキ」。「結果が出た時や合宿後のタイミングで出している。簡単に作れるので、こんなんで喜んでくれるなら」と里衣さん。偉業の陰には内助の功があった。(宮下 京香)

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