フェンシング男子エペ団体金メダル 34歳見延和靖「想像通りの未来が今日きた」

スポーツ報知
加納(左)と見延(ロイター) 

◆東京五輪 フェンシング男子エペ団体 (30日、千葉・幕張メッセ)

 世界ランク8位の日本(山田優、加納虹輝、宇山賢、見延和靖)が、同種目で初めて金メダルを獲得した。ROC(ロシア・オリンピック委員会)と対戦し、勝利を収めた。日本の金メダルは今大会17個目となり、1964年の東京五輪と2004年アテネ五輪の16個を上回り、1大会最多を更新した。

 34歳の見延和靖(ネクサス)は「前回のリオを経験したのは僕だけ。個人戦だけ。すごく悔しい思いをして、あの時に、東京では団体戦で出場するんだ、そして絶対金メダルを取るんだって強い思いを描いて。みんなで同じ未来を想像して、その想像通りの未来が今日きたことは、いまだにちょっと信じられない」と喜びを語った。

 19年に同種目で日本勢初のW杯優勝を果たし、年間1位になるなどエペを引っ張ってきた。今回は1回戦の米国戦で3試合目、6試合目に出場。しかし22―28と劣勢の8試合目には見延に代わって宇山が出場し、7ポイントを挙げ29―31と追い上げて、最終9試合目の加納の逆転劇につなげた。非常にも思える采配に「初戦は大きな賭けに出て、それに勝利した。このシチュエーションも、昨日のミーティングで話をしていた。僕も納得している」と受け止めた。

 1回戦以降は出場機会がなかったが、いつでも出場できるようウェアを着て、最前列で声援を送り続けた。「やっぱり4人全員で戦わないと」という熱い思いを前面に出し、金メダルが決まった瞬間は日の丸を持ってピストに駆け上がった。「正直、最初は怖かった。見た目が怖いじゃないですか(笑い)」という山田も「一緒にいればいるほど、お兄ちゃんのようにかわいがって、何でも相談にのってくれた。この人のチームで金メダルを取れたことがうれしい」と感謝を口にしていた。

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