【広島】広島新庄、延長12回サヨナラで甲子園王手…藤川蓮が決めた、春夏連続出場見えた

延長12回2死一、二塁、広島新庄・藤川が右越えにサヨナラ打を放つ
延長12回2死一、二塁、広島新庄・藤川が右越えにサヨナラ打を放つ

◆第103回全国高校野球選手権広島大会 ▽準決勝 広島新庄8x―7西条農=延長12回=(30日・しまなみ球場)

 広島で準決勝2試合が行われ、4強で唯一甲子園出場経験のない祗園北が、呉に競り勝って初の決勝進出を決めた。横山皓己捕手(3年)の負傷交代に奮起。チーム一丸となって直後に勝ち越し点を奪った。広島新庄は延長12回に藤川蓮中堅手(3年)がサヨナラ打を放ち、西条農を破って春夏連続出場に王手をかけた。

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 打球が右翼手の頭上を越えるのを確認すると、大きく右手を突き上げ、走りだした。7―7で迎えた延長12回2死一、二塁。「自分が決めてやる」と打席に立った藤川のサヨナラ打で広島新庄が辛くも決勝に駒を進めた。

 苦しい中でもチームの雰囲気は沈まなかった。3回に打者10人の猛攻で5点を奪われるなど、4回までに5点差をつけられた。それでもベンチからは「終わるわけないだろ、俺たちの夏は!」の声が飛んだ。7、8回に7安打を集め、5点を挙げて同点に。終盤に底力を見せつけた。

 主将の大可尭明(たかあき)二塁手(3年)は「ベンチ含め、全員が試合に勝ちたいと思っている」と結束力の強さでもぎ取った勝利と強調。同校初の春夏連続出場まであと1勝。「絶対に甲子園に行きたい」とナインは声をそろえる。センバツ2回戦で敗退した借りを返すためにも、劇勝の勢いそのままに頂点を狙う。

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