ウルフ・アロンが柔道男子100キロ級金メダル! 同級制覇は井上康生以来21年ぶり 柔道3冠達成

スポーツ報知
金メダルを手に笑顔を見せるウルフ・アロン

◆東京五輪 柔道男子100キロ級決勝(29日・東京武道館)

 男子100キロ級のウルフ・アロン(25)=了徳寺大職員=が金メダルを獲得した。決勝で趙グハム(韓国)を破った。全日本選手権・世界選手権・五輪の3冠達成は日本柔道男子史上8人目の記録。

 同級では男子代表の井上康生監督が2000年シドニー五輪で制して以来、頂点から遠ざかっており、「それを取り返すという意味でも大きな大会。井上監督は8年間一緒に戦ってきて、柔道選手としても一人の人間としても目標。8年間の集大成、恩返しをこの大会でしっかりできたらと思っています」と語っていた。

 19年12月のマスターズ大会では右膝を負傷。損傷した半月板の一部を内視鏡手術で除去した。復帰後も調子が上がらず、五輪に向け不安を残したが、1年の延期によりトレーニングに集中。万全の状態で大会を迎えていた。

 この日、2回戦から登場したウルフは、初戦で4月のアジア・オセアニア選手権で下したフラモフ(ウズベキスタン)を浮き技で豪快に投げ飛ばして一本勝ち。続く準々決勝でも世界ランク4位のパルチク(イスラエル)から得意の大内刈りで技ありを奪って優勢勝ちした。

 準決勝では16年リオ五輪銀メダリストで世界ランク1位のリパルテリアニ(ジョージア)と対戦。大内刈りで技ありを奪うと、4分間戦い、優勢勝ち。決勝進出を決めた。

 ◆ウルフ・アロン 1996年2月25日、東京・葛飾区出身。米国人の父と日本人の母を持つ。春日柔道クラブで柔道を始め、文京第一中、東海大浦安高、東海大を経て了徳寺大学職員。世界選手権は17年優勝、18・19年3位。180センチ。

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