都専門家「経験のない爆発的な感染拡大に向かっている」…五輪閉幕後に1日4532人試算

スポーツ報知
モニタリング会議後に取材に応じる小池百合子知事

 東京都は29日、専門家を交え新型コロナウイルス感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、感染状況、医療提供態勢ともに4段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。

 同会議に出席した専門家は感染状況について、新規感染者数の7日間平均が前週の約1170人から今週は約1936人と大幅に増加していることから「これまで経験したことのない爆発的な感染拡大に向かっている」と分析。「現在の増加比が継続することは、早急に回避しなければならない」と警鐘を鳴らした。

 都内では、28日に新型コロナの感染者が新たに3177人確認され、27日(2848人)に続き2日連続で過去最多を更新。新規感染者数の7日間平均も今年1月の第3波ピーク時(1月11日、約1816人)を超える水準が続くなど厳しい状況が続いている。

 専門家は、現在の増加比約153%を1週間継続すると、8月4日には1日当たりの新規感染者数の7日間平均が約2962人、2週間継続すると東京五輪閉幕後の11日には約4532人に上るとの試算を公表。入院患者数も約1か月で倍増(28日時点で2995人)しており、通常医療も含めた医療提供体制がひっ迫した第3波のピーク時を大きく上回る可能性を指摘した。

 小池百合子知事は、都内感染状況を踏まえ、病床数などの拡充を医療機関に要請したことを報告し「コロナはひとごとではない。不要不急の外出や都県境を越える移動は厳に慎んでいただきたい」と都民に求めた。

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