伊藤美誠 中国勢の牙城崩せず完敗 29日夜銅メダルかけユ・モンユと対戦

スポーツ報知
準決勝敗退の伊藤美誠(AP)

◆東京五輪 卓球 女子シングルス準決勝 伊藤美誠 0―4 孫穎莎(中国)(29日、東京体育館)

 女子シングルス準決勝で、伊藤美誠(スターツ)は孫穎莎(中国)に0―4で敗退。29日夜の3位決定戦、ユ・モンユ(シンガポール)戦で、同種目日本女子初のメダル獲得に挑む。

 互いに20歳で誕生日も2週間ほどの違いしかない、伊藤と孫。相手は2019年の国際連盟ワールドツアーで3勝を上げるなど急成長し、リオ五輪代表の丁寧、劉詩雯らトップ選手に割って入る形でシングルス代表の座を獲得した超新星だ。伊藤は孫に対し、過去の国際大会では2勝5敗。ただ、東京五輪では混合ダブルスで中国を破って金メダルを獲得するなど、世界を驚かせた。

 28日の準々決勝で田志希(韓国)を下し、準決勝進出を決めた後「私自身が出し切れば勝てるっていう自信があるので、そういう自分が出し切ること意識してやっています」と笑顔で語った。ソウル五輪で卓球が正式種目となって以降、女子シングルスの優勝はすべて中国勢。国際大会では何度も勝利を収め、相手からも恐れられる伊藤が同い年の最強ライバルに挑んだ。

 第1ゲームでは相手に主導権を握られ、3―11で落としたが、第2ゲームは多彩なサーブなどで5連続得点を決めるなど主導権を握ったかに見えたが、相手も伊藤の強打を必死に体をよじりながら返して得点を決めるなど、大逆転を許した。その後も多彩なサーブや高速ドライブで勝負を仕掛けたが、孫の牙城を崩すことは最後まで出来なかった。

 伊藤は目に涙を浮かべながら「やっていることは悪くないですけど、惜しくもないのですごく悔しい。これが実力なので、気持ちを切り替えて次に臨みたい」と振り返った。

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