【侍ジャパン】建山コーチが悔やむ継投…「先発・由伸」の光と影

スポーツ報知
6回無失点の好投を見せた山本由伸

◆東京五輪 野球 1次リーグ 日本4×―3ドミニカ共和国(28日、福島)

 野球日本代表「侍ジャパン」が28日、1次リーグ(L)初戦のドミニカ共和国戦(福島)で劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。2点を追う9回に同点とし、なおも1死満塁。巨人・坂本勇人内野手(32)が中堅にサヨナラ打を放った。日本は31日、1次L第2戦(横浜)で連勝での決勝トーナメント進出を目指しメキシコと対戦する。

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 「先発・由伸」の光と影が1試合に同居した。当初セットアッパー構想もあった山本を開幕投手に起用した判断の是非は、6回無失点の結果が示した。一方、7回以降に「リリーフ・由伸」不在の影響が如実に表れた。

 7回、山本の後を受けたのは青柳だった。公式戦89試合で救援は1試合。重圧のかかる五輪で0―0の7回を託すのは酷だったかもしれない。2失点し、イニング途中で降板した。

 酷暑や重圧を踏まえ、建山投手コーチは「100球まで、6回までと決めていた」と由伸降板の理由を説明。本格派の山本から変則の青柳への継投が効果的と踏んだが、裏目に出た。第2先発として初回から待機させていたこともあり、同コーチは「(山本→青柳のリレーに)こだわりすぎた。彼に負担をかけてしまったのは反省」と悔やんだ。

 優勝した19年プレミア12では7回甲斐野―8回山本―9回山崎が機能。稲葉監督も方程式の構築を勝因に挙げた。山本が先発に回った今大会は8、9回を平良と栗林に託す。“空白の7回”を含む終盤の継投に関し、建山コーチは「7回以降は専門職でいきたい」。左の岩崎を要所で使いつつ、7回山崎―8回平良―9回栗林のリレーを基本に据えることになりそうだ。(宮脇 央介)

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