国際テニス連盟(ITF)は28日、東京五輪の試合開始時間を29日から午後3時にすると発表した。理由は「選手の健康のため」。当初は、24日から29日は午前11時、30日から8月1日は正午の開始を予定していた。
あまりの暑さに、選手たちから不満の声があがっていた。男子世界ランク2位のメドベージェフ(ROC)は「信じられないほど暑い」と、開始時間を夕方に遅らせるように訴えていた。
同1位のジョコビッチ(セルビア)も「100%同意する。なぜ午後3時スタートにしないのか理解できない。3時に開始しても約7時間は試合ができる。全ての選手が楽になるのに、なぜ変更しないのか」と同調していた。