金メダル候補・桃田賢斗が韓国選手に敗れ、1次リーグ敗退の大波乱…「自分でもどうしていいかわからず」

スポーツ報知
1次リーグで敗退した桃田賢斗(ロイター)

◆東京五輪 バドミントン(28日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 男子シングルスの1次リーグで、世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)は、世界38位の許コウ熈(韓国)に15―21、19―21のストレートで屈し、1勝1敗の2位で1次リーグを終戦。2戦全勝の許が首位で突破し、桃田は1次リーグで五輪から姿を消すまさかの結末となった。桃田は第1ゲームから相手の強打に手を焼き、6点差で落とした。第2ゲームはリードして11点に到達したが、終盤に競り負けた。

 桃田は、当時世界ランク2位だった16年リオ五輪で金メダル候補として期待されていたが、自身の違法賭博問題で出場できず。今大会は「恩返し」の大会として位置づけ、初五輪を迎えていた。昨年1月にはマレーシア遠征中の交通事故で右眼窩底を骨折。シャトルが二重に見える症状が出て、手術。一時は「もう頑張ったし、やりきったからいいんじゃないか」と現役引退も考えた中で、気持ちを立て直して舞い戻った。

 世界ランク1位で臨んだ今大会。優勝候補として、全ての選手から警戒される存在としての苦しさもあった。伸び伸びとプレーする世界38位の勢いの前に、桃田の五輪制覇への夢はついえた。

  桃田賢斗「試合の入りはよかったけど、途中から引いてしまった。そこのメンタルの持ち方が自信を持てずに、プレーできなかった。(相手の)流れを止めれなくなってしまって、自分でもどうしていいかわからず、1ゲーム目終わってしまって、その流れのまま相手に、いい勢いのままプレーされて、最後まで苦しい展開だった。悔いはないかって言われたら、そうではないけど、このコートに立つまでに、いろんな人に支えてもらった。苦しかったですけど、やり切ったかなと思う」

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