錦織圭あす準々決勝ジョコビッチ戦…15連敗中の天敵撃破へ

スポーツ報知
錦織圭(ロイター)

◆東京五輪 テニス▽男子シングルス3回戦 錦織圭2(7―6、6―0)0イリア・イワシュカ(28日・有明テニスの森)  

 男子シングルス3回戦が行われ、16年リオ五輪銅メダリストで世界ランキング69位の錦織圭(日清食品)は、同66位のイワシュカ(ベラルーシ)をストレートで下し、3大会連続のベスト8入りを決めた。準々決勝では同1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。試合はセンターコートの第2試合に組まれた。第1試合は15時開始の女子シングルス準決勝。

 錦織にとって、同一年の全4大大会制覇+五輪金メダル「ゴールデンスラム」を狙うジョコビッチは天敵。対戦成績は2勝16敗(試合目の棄権を除く)で、準優勝した14年全米オープン(OP)準決勝での白星を最後に、15連敗を喫している。21年5月に錦織本人が語った「やりたくない選手分類」で

 「3段階に分けると(1番上に)ナダルとジョコビッチがいて、いつでも、あんまりやりたくない。1番やりたくないのはその2人。他のトップ10は一緒。トップ10以降はいつでも(対戦して)いいよって感じ」

 と、率直な言葉で苦手意識を表現する。リオデジャネイロ五輪では3位決定戦で「やりたくない」2トップの1人、ラファエル・ナダル(スペイン)を破って銅メダルを獲得した。日の丸をつけて自国開催の五輪を戦う責任感が、天敵撃破のパワーになるかもしれない。

 これまでの対戦成績とコメントは以下の通り。

 ▽10年全仏OP2回戦

0(1―6、4―6、4―6)3 「自分のプレーをさせてもらえなかった。相手は大事なポイントで決めてきた」

 ▽11年スイス室内準決勝 2(2―6、7―6、6―0)1 「第2セットの終盤までいいプレーができていなかったけど、そこからプレーのレベルがすごく上がった」

 ▽14年全米OP準決勝 3(6―4、1―6、7―6、6―3)1 「最高のプレーができた。あれぐらいの選手があんな簡単なミスをして、誰でもナーバスになるんだと思った」

 ▽マスターズ・パリ大会準決勝 0(2―6、3―6)2 「体が100%の状態ではなかった」

 ▽ATPツアー・ファイナル 2(1―6、6―3、0―6)1 「3セット目は少し頭の中で考えてしまった。相手を意識しすぎて、自分のテニスを変えてしまった」

 ▽15年イタリア国際 1(3―6、6―3、1―6)2 「第2セットのようなプレーを続けたかったが、簡単にいかない。相手のミスが減ってプレッシャーだった」

 ▽ATPツアー・ファイナル1次リーグ 0(1―6、1―6)2「何もできなかった。スコアは非常に恥ずかしい。強すぎるというか差を感じた」

 ▽16年全豪OP準々決勝 0(3―6、2―6、4―6)3 「まだまだ差はあると思った。ふがいないし、何かを変えないといけない」

 ▽マイアミOP決勝 0(3―6、3―6)2 「正直、見えてきたところはない。本当に崩すのは難しい」

 ▽マドリードOP準決勝 0(3―6、6―7)2 「本当に細かいところの差」

 ▽イタリア国際準々決勝 1(6―2、4―6、6―7)2 「勝つチャンスもあった。動きが読めた。もうちょっとですかね」

 ▽ロジャーズ杯決勝 0(3―6、5―7)2 「苦手なところも見つけられているが、常にプレッシャーを受けていた。もう少しレベルアップしないと」

 ▽ATPツアー・ファイナル1次リーグ 0(1―6、1―6)2 「自分がとてつもなく悪かった」

 ▽18年マドリードOP1回戦 0(5―7、4―6)2 「出だしでたたみかけられる部分を逃して、いいジョコビッチに戻してしまった」

 ▽イタリア国際準々決勝 1(6―2、1―6、3―6)2 「審判に流れを変えられた部分もあった。あの審判、やめた方がいい」

 ▽ウィンブルドン準々決勝 1(3―6、6―3、2―6、2―6)3 「最後まで崩せない。何かが足りない。それが何か見つけていかないといけない」

 ▽全米OP準決勝 0(3―6、4―6、2―6)3 「足が動かず彼のレベルについていけなかった。策が封じられるというか、上書きして鋭い球が飛んできた」

 ▽19年全豪OP準々決勝(1―6、1―4、右ふともも負傷で棄権) 「(4回戦で5時間5分戦った影響で)足1本で勝つのは無理だった。いつも一番きつい時に対戦が来る。タイミングが味方してくれない」

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