日本将棋連盟と大阪府高槻市は27日、大阪・福島区の関西将棋会館で、同会館の高槻市移転にかかわる合意書に調印した。新会館は2023年度内に完成予定。移転経費に約13億円かかるため、高槻市は支援策として、ふるさと納税によるクラウドファンディングを28日に始めると発表した。
専門サイト「CAMPFIRE」を活用。返礼品には藤井聡太二冠(19)が昨年6月の棋聖戦第2局で繰り出した伝説の「3一銀」の局面をデザインした扇子(5万円、高槻市民不可)などが用意された。年内の目標額は1億円。必要経費をのぞき、日本将棋連盟に渡り、移転費に充てられる。