関西将棋会館移転支援のクラウドファンディングが28日開始 藤井聡太二冠の「3一銀」扇子も

藤井聡太二冠の「3一銀」扇子を広げる井上慶太常務理事(右)
藤井聡太二冠の「3一銀」扇子を広げる井上慶太常務理事(右)

 日本将棋連盟の佐藤康光会長と大阪府高槻市の濱田剛史市長は27日、大阪市福島区の関西将棋会館で、同会館の高槻市移転にかかわる合意書の調印式に出席した。

 大阪・阿倍野から1981年に福島に移転した同会館だが、JR高槻駅すぐそばに移転が決定。2023年1月に新会館建設に着工し、23年度内に完成予定だという。移転経費は約13億円。現在の会館の土地・建物は売却する。

 82年に関西の奨励会に入会した佐藤会長は現会館を「鍛錬の場、勝負の場。思い出が詰まっている。多くの名局が生まれ、将棋の進歩に貢献したのでは」としみじみ振り返りながら、新会館について「西日本の将棋の聖地となるよう、うまく(移転を)進めていきたい」と話した。

 また、新会館移転を支援するため、高槻市は、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを実施すると発表。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で28日10時にスタートし、寄付金額に応じて、日本将棋連盟が用意した記念品を贈る。

 記念品は、新会館に寄付者の名前が刻まれるネームプレート「新会館寄付者銘板」(小・中・大あり)や記念詰将棋色紙、御朱印帳などのほか、藤井聡太二冠が昨年6月の棋聖戦第2局の58手目に繰り出した伝説の「3一銀」の局面をデザインしたオリジナル局面扇子(5万円、高槻市民不可)も用意された。

 寄付金最高額は、現会館の「御上段の間」で東西トップ棋士・女流棋士16人の一人から指導を受けられる「プレミアム指導対局」(盛上駒付で300万円、限定品、高槻市民不可)。ただし、こちらには藤井二冠は参加しないという。

 クラウドファンディングの第1期は今年末までで、目標金額は1億円。終了時期は未定だが、5億円を目指しており、経費などを除いて全額、日本将棋連盟に渡り、建設費用に充てる。

将棋・囲碁

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請