◆第103回全国高校野球選手権神奈川大会▽準決勝 横浜創学館5―2慶応(26日・バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
横浜創学館が、2008年の南神奈川大会以来、2度目の決勝進出を決めた。
プロ注目の最速149キロ右腕・山岸翠投手(3年)が、12安打を打たれながらも失点2で完投勝ち。この日の最速は141キロだったが、サイドハンドよりやや上から、スライダー、シンカーを両サイドに決め、打たせて取った。
決勝で対戦する横浜は、森田誠一監督(56)の母校。2年だった1981年夏の甲子園で背番号「13」でベンチ入りしている。
横浜創学館を率い、初めて決勝に進んだ13年前の相手も横浜。結果は2―8で敗れた。「母校ということは、意識せずにやっていきたい。横浜を越えない限り、甲子園はないんです」と指揮官はリベンジに燃えていた。