旭川大雪ボーイズが6年連続8度目の優勝…ボーイズリーグの道支部春季リーグ

6年連続8度目の春季リーグ優勝を決めた旭川大雪のメンバー
6年連続8度目の春季リーグ優勝を決めた旭川大雪のメンバー
旭川大雪の伊藤一輝主将
旭川大雪の伊藤一輝主将
ピンチに登板し見事な投球を見せた札幌手稲ボーイズの向平乃々愛選手
ピンチに登板し見事な投球を見せた札幌手稲ボーイズの向平乃々愛選手

 ◆中学硬式野球◇報知新聞社後援ボーイズリーグ道支部春季リーグ戦第7節(23日・札幌麻生)

 旭川大雪ボーイズが6年連続8度目の優勝を飾った。ボーイズリーグの道支部春季リーグ戦第7節が23日、札幌・麻生球場で行われた。旭川大雪ボーイズは第1試合で札幌手稲ボーイズを破りVに王手をかけ、続くとかち道東ボーイズにも勝利し、25日の最終戦を待たず優勝を決めた。チームは8月2日に大阪で開幕する「第52回日本少年野球選手権」の初日に広島県支部代表の東広島ボーイズと対戦する。

 もはや道内に敵なしだ。春季リーグ開幕から圧倒的な強さを見せてきた旭川大雪ボーイズ。最速130キロを超えるエース右腕・田中稜真(3年)を中心に、走・攻・守そろったバランスのいいチームで、ライバルチームの追撃を許さなかった。

 この日の第1試合で札幌手稲ボーイズを破り、勝てば優勝が決まる、とかち道東ボーイズ戦は、1回に先制し4回まで3点のリードを奪う余裕の展開だった。しかし5回、とかち道東ボーイズの2番・大野充陽選手(3年)に左翼線を破る適時二塁打を浴び同点。楽勝ムードが一転した。しかし、取られたら取り返す。その裏の攻撃、打者9人の猛攻で一挙4点。終わって見れば7対3の完勝で頂点に立った。

 実はこの日まで、チーム全体での練習は1度もできなかった。練習拠点近くに熊の出没情報が寄せられ、約2週間は選手それぞれが、西大條敏志監督からの指示での自主トレーニング。伊藤一輝主将(3年)は「監督からは体力を落とさないように。それとスイングをするように言われました。僕は1日500回の素振りをしていました。春の全国大会は1回戦で負けているので、大阪では頑張りたい」と視線の先は日本少年野球選手権に向いていた。

 春季リーグ戦を無敗で終えた指揮官はこの日の試合を「全体練習ができていなかったので、やはり練習不足でしたね」と振り返った。全国大会については「全国は強いチームばかり。北海道の代表である以上、責任が発生する。子どもたちもその辺をしっかり考えて臨んでもらいたい。1点の重み、このケースなら何をしたらいいかが分かっていない。勝負所の感度がまだまだ」と厳しい。

 チームは田中、岸本颯仁、宍戸唯成、山内大昊(3年)の投手陣が試合を作り、攻撃面ではとかち道東ボーイズ戦で10盗塁を決めたように、足を絡めて敵を翻弄していく。道内敵なしの旭川大雪ボーイズだが、次に輝く舞台は日本少年野球選手権だ。

とかち道東ボーイズ(4敗1分)000 030 0―3

旭川大雪ボーイズ(6勝)   102 040 X―7

(と)谷口、堀田、大野―石田理

(旭)山内、岸本―橋本康、伊藤一

[ニ]大野(と)橋本康(旭)

 〇…札幌手稲は3回2死満塁のピンチで唯一の女子選手・向平乃々愛選手(2年)が緊急登板。左腕から繰り出される直球を武器に、5球でピンチを切り抜けた。「リーグ戦の登板は3試合目かな。今季は1試合、1試合自分が成長できたと思います。秋からは自分たちが最上級生になるので、プレーで後輩たちを引っ張っていくように頑張ります」と闘志をかき立てた。

旭川大雪ボーイズ(5勝)     300 201 0―6

札幌手稲ボーイズ(1勝3敗2分)010 000 0―1

(旭)宍戸、千代亮、田中―伊藤一

(札)高野蒼、向平、横山―笹田

[三]岸本(旭)

6年連続8度目の春季リーグ優勝を決めた旭川大雪のメンバー
旭川大雪の伊藤一輝主将
ピンチに登板し見事な投球を見せた札幌手稲ボーイズの向平乃々愛選手
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