上野由岐子が金属バットをへし折る「また折れちゃった」…06年世界選手権にも

スポーツ報知
上野由岐子(ロイター)

◆東京五輪 ソフトボール1次リーグ 日本―カナダ(25日・横浜スタジアム)

 1次リーグ第4戦が行われ、先発登板した上野由岐子(ビックカメラ高崎)が2回に金属バットをへし折る剛腕ぶりを発揮した。2回1死一塁で相手6番・ポリドリをインコースへのシュート系の球で詰まらせると、球はバットの根元に当たり、バットは真っ二つに引き裂かれた。ポリドリは驚いて思わずしゃがみこみそうになった。詰まった打球は投手に向かって飛んでいき、上野は落ち着いてノーバウンドで捕球し、一塁に送球。結局ダブルプレーでしのいだ。

 上野は日本中が仰天したプレーを振り返り「また折れちゃったという感じです」と少し頰笑むと「どっちかと言うと、どうしても詰まらせたい気持ちが強かったので、重い回転のあるボールを意識して投げた結果がああいう形になった。ちょうどランナーを背負っている場面だったので本当にラッキーというか…」と詳しく説明。2006年世界選手権1次リーグの中国戦でも経験したことがあり「前回初めてバットが折れた時も打球がピッチャーに向かってきたので、今回は想定内。反応もできたし、冷静に対処できて良かったなと思います」とキッパリと話した。

 試合は日本が1―0でサヨナラ勝ち。開幕4連勝を飾って米国とともに決勝進出を決めた。大一番で先発を任されたエース・上野が6回を4安打無失点と好投を披露。無死二塁から始まる延長8回タイブレークの1死満塁にはこの日7番に入った主将の山田恵里(デンソー)が中前にサヨナラ打。投打のベテランが勝利に貢献した。

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