【侍ジャパン】柳田悠岐の復帰で快勝締め! いざ五輪出陣…28日初戦

スポーツ報知
試合後の侍ジャパン壮行セレモニーでフィールドを一周するナイン(右は稲葉篤紀監督)

◆ENEOS侍ジャパン強化試合 侍ジャパン5―0巨人(25日・楽天生命)

 ギータ復帰で侍の準備が整った。野球日本代表「侍ジャパン」は巨人と東京五輪前最後の強化試合を行い、右脇腹違和感で別メニュー調整を続けていた柳田が志願の実戦復帰。6回にはタイムリーを放ち、不安を一掃した。柳田を6番に置いた新打線が機能し、投手陣は田中将から9回の栗林まで6人で2安打完封リレー。28日のドミニカ共和国との開幕戦(福島)へ、快勝で弾みをつけた。

 力強いスイングが柳田の答えだった。「体は全く問題ない。試合に全く出ないよりは、出てヒットも打てた方がいい」。右脇腹違和感からの復帰戦。万全を証明したのは6回だった。2点をリードし、さらに1死二、三塁。「打った本人があまり(球種を)分かってないです」と無我夢中で平内から右前へ運んだ。

 生きた球を見たのは、16日の球宴第1戦(メットライフ)が最後だった。強化合宿は別メニューで、24日の楽天戦を欠場。当初はこの日も打席に立つ予定がなかった。「試合に出していただけるなら出たい、と思っていました」。試合前は屋外で初めてフリー打撃。「ギータ(柳田)が、あまりにも行きたそうでしたので…」と“出たいオーラ”は稲葉監督にも伝わった。

 1、3番の役割も期待される中で、この日の打順は6番。指揮官は「流れや体調、調子を見ながら。じっくり打席を回す」と意図を説明した。2番の源田、吉田正が連打を放ち、浅村の適時二塁打、菊池涼のスクイズも含めて3得点したのが6回。楽天戦の2回以降は無得点だっただけに、ドミニカ共和国戦へ向けて収穫が増えたことは確かだ。

 田中将、坂本、大野雄と同学年でチーム最年長。「テレビで速報が流れるので『金メダル、すごいな…』と」と他競技からも刺激を受ける毎日だ。「もう、そこしか目指してないので。チームみんなが。本当に戦うだけだと思います」。悲願の頂点へ団結。稲葉ジャパンに一本の軸が戻った。(長田 亨)

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