「ひふみん」加藤一二三九段が柔道金の阿部一二三を祝福「空前絶後!素晴らしくおめでたい!」

スポーツ報知
加藤一二三九段

 東京五輪柔道男子66キロ級で金メダルを獲得した阿部一二三(23)の快挙に、同じ名前を持つ将棋の加藤一二三九段(81)が祝福のコメントをスポーツ報知に寄せた。

 ひふみんは、同じ「一二三」が世界の頂点を極めたことについて「見事に金メダルを獲得され、誠におめでたいことでございますよね。阿部さんの存在と実績はかねてより知っており、わたくしと同じ名前の柔道家がいるぞ、と素朴に思っておりましたが、ついに精進に精進を重ねられ、お家芸という期待を背負うプレッシャーにもめげず、素晴らしくおめでたいことです。心より祝福致します」と称え、我が事のように喜んだ。

 試合中も前後も、畳の上で終始冷静に見えた阿部の様子に、39年前の記憶を甦らせた。「わたくしが42歳で名人になりました時の心構えは、勇気を持って戦うこと、相手の面前で弱気を出さないこと、慌てないで落ち着いて戦うことでした。戦っている最中、何度も何度も心に言い聞かせ、ついに勝つことができたのです。阿部さんもそのようにして戦ったものだと推測致します」。頭脳競技と肉体競技で世界は異なるが、同じように畳の上で60年以上戦った者として、どこか通じる「思い」を感じた。

 女子52キロ級の阿部詩(21)との史上初の兄妹同日金メダルとなったことにも歓喜と祝福の声を上げた。「空前絶後のことでしょう。勝負というものは常に紙一重ですけど、ご兄妹で金メダルですからね。本当に素晴らしいことですよ!」

 ちなみに、加藤の名前の由来は〈1〉1月1日生まれであること 〈2〉皇紀2600年(西暦1940年)生まれであること 〈3〉三男であること。阿部の名前は、両親の「一歩一歩進んでほしい」という願いから。

 「率直に言って、まだお目にかかっておりませんが、いつかぜひお会いしたいです。おめでたいことでありました!」(北野 新太)

 ◆加藤 一二三(かとう・ひふみ)1940年1月1日、福岡県嘉麻市生まれ。81歳。54年、当時最年少の14歳7か月で四段(棋士)昇段。18歳でA級棋士となり「神武以来(じんむこのかた)の天才」と称された。69年に初タイトルの十段を獲得。82年、中原誠名人(当時)を破って悲願の名人に。17年6月、引退。通算2505局(歴代1位)1324勝(同3位)、1180敗(同1位)。引退後はタレントとして活躍中。

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