水谷隼・伊藤美誠組が大逆転でメダル王手…美誠「水谷選手と組めたから勝てた」

スポーツ報知
水谷隼、伊藤美誠組(ロイター)

◆東京五輪 卓球混合ダブルス準々決勝  水谷隼、伊藤美誠 4(11―8、5―11、3―11、11―3、9―11、11―8、16―14)3 フランチェスカ、ソルヤ(ドイツ)(25日、東京体育館)

 卓球の混合ダブルス準々決勝で、水谷隼(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)組は、ドイツのパトリック・フランチェスカ、ペトリッサ・ソルヤ組(ドイツ)に4―3で競り勝ち、準決勝に進出。メダルに王手をかけて、25日夜に台湾組と対戦する。水谷、伊藤組は相手のパワーの前に苦しみ接戦となる展開。3―3となった最終第7ゲームでは先に5点を連取されるなど2―9と追い込まれる苦しい展開から10―10に追いつき、7度のマッチポイントをしのぐなど、驚異の粘りを見せ、最後は伊藤のサーブを相手が大きくミス。試合が終わると伊藤も涙を流して喜んだ。

 水谷は「まだメダルを取っていないのにここまで追い詰められて、土俵際に立たされて、諦めない気持ちがこの勝利につながったと思います」と激闘を振り返った。伊藤も「水谷選手とだから勝てたな、とすごい感じました。諦めない気持ち、声も一本一本掛けてくれましたし、水谷選手と一緒に組めたから勝てたと思いました」と感謝した。

 伊藤にとって相手のソルヤとは5年前のリオデジャネイロ五輪・女子団体準決勝で対戦し、苦い経験があった。伊藤はシングルス、福原愛と組んだダブルスで、ともにフルゲームの末に敗れた。特にシングルスでは最終ゲームで9―3とリードしながら、そこから7連続失点を喫し、大逆転負け。相手に思い切って来られて、最後は何も考えることができなかった。勝敗もそこで決まってしまった」と悔し涙を流していた。

 5年の時を経て、大逆転でリベンジを果たし、新種目でのメダル獲得に近づいた。準決勝は午後9時から台湾ペアと対戦する。「金メダルを目指して一生懸命練習してきたので、次も絶対勝ちたいです」と水谷。伊藤も「メダルという頭もあるけど、勝ったらメダルが付いてくるという気持ちで、あとは楽しんで勝ちたいです」と意気込んだ。

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