三宅宏実が父・義行さんと奉納した九頭龍…守り神にも感謝

三宅宏実が父・義行氏とともに田無神社に奉納した「九頭龍」
三宅宏実が父・義行氏とともに田無神社に奉納した「九頭龍」
競技を見守る父の義行さん
競技を見守る父の義行さん

◆東京五輪 重量挙げ(24日、東京国際フォーラム)

 女子49キロ級で、日本女子最多5大会連続出場の三宅宏実(35)=いちご=はスナッチ74キロ、ジャークは3本全て失敗し、トータル記録なしに終わった。12年ロンドン大会銀、16年リオ大会銅と2度の表彰台に立ったリフターは、今大会限りで現役引退する意向を固めたことも判明した。

 “ご加護”があったのだろう。東京・西東京市の田無神社には、三宅が父・義行氏と連名で奉納した九頭龍の彫像がまつられている。中国では5本指の龍は皇帝を示す高貴な存在とされている。元々は埼玉県内の実家に飾ってあったが、金、青、赤、白、黒の五龍神をまつる田無神社こそ、鎮座にふさわしいとして東京五輪を控えた19年6月末に奉納。「多くの皆さんを見守って」と願いを込めて送り出した。龍は、けがと闘いながら五輪を目指した三宅を、確かに守ってくれた。

 龍が奉納されてから4か月、スポーツ界では“御利益”もあった。田無神社には、地元の西東京市(旧・田無市)出身で、プロ野球ロッテを率いる井口資仁監督(46)が足しげく通うことでも知られる。19年10月のドラフト会議の前にも参拝。4球団競合の末に、佐々木朗希投手の交渉権を引き当てた。知る人ぞ知る、パワースポットになっている。

 三宅は「東京オリンピックで金メダル!」と意気込みを込めた絵馬も奉納していた。頂点の願いはかなわなくても、日本女子最多となる5大会連続の五輪。有形無形の助けを生かしながら、集大成の場に立てたことが、ただただ尊い。(細野 友司)

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