森末慎二氏、体操団体金の可能性は6~7割…4人は落ち着いていた、有観客なら緊張感で押しつぶされたかも

スポーツ報知
北園丈琉の鉄棒の演技(ロイター)

◆東京五輪 体操(24日・有明体操競技場)

 体操男子で団体連覇に挑む日本代表は、主将の萱和磨(24)、谷川航(25)=セントラルスポーツ=、橋本大輝(19)=順大=、北園丈琉(18)=徳洲会=で予選に臨み、合計262・251点だった。金メダル候補の中国は合計262・061点、ROCは合計261・945点で、ライバル国を上回り、首位通過。26日の決勝に向け好スタートを切った。84年ロス五輪鉄棒金メダルの森末慎二氏が、予選を振り返り決勝のカギを指摘した。

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 4人の表情を見て驚きを隠せなかった。実に落ち着いていた。有観客だったら緊張感に押しつぶされて五輪の大舞台にのみ込まれていたかもしれない。静かな気持ちで堂々と自分の演技に向き合っていた。

 トップバッターを務めた萱の平行棒が流れを作った。演技が丁寧だった。目の前の技を一つ一つ確認しながら演じていた。その流れは5種目目のつり輪まで続いた。最後の跳馬は「これが終われば」と先を考えてしまったのかもしれない。体が悲鳴を上げる最終演技。多少のズレがミスの引き金になった。しかし、このミスは修正できる。心配することではない。

 鉄棒で左手が離れた瞬間、内村の挑戦が終わった。レジェンドのミスにも動揺することなく自分の演技に徹した。団体での金メダルの可能性は6~7割ぐらいだと思っている。決勝ではライバルの中国、ROCと同じ土俵で戦う。目先の事を考えてのミスが勝負の分かれ目になる。(84年ロス五輪鉄棒金メダル・森末慎二)

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