棚橋弘至、飯伏幸太の代役でのIWGP世界ヘビー王者・鷹木信悟への挑戦を宣言「俺がいきます!」

スポーツ報知
KENTAに快勝後、アシストを受けた放送席の柴田勝頼(左)と握手する棚橋弘至(新日本プロレス提供)

◆新日本プロレス「SUMMER STRUGGLE in NAGOYA」大会 ▽スペシャルシングルマッチ60分1本勝負 〇棚橋弘至(24分51秒 ハイフライフロー→片エビ固め)KENTA●(24日、愛知・愛知県体育館、観衆1786人)

 メインイベントのスペシャルシングルマッチで、完全復活を期す棚橋弘至がKENTAを下した。

 5月の福岡どんたく大会でNEVER王座から陥落して以来、トップ戦線にからめていなかった棚橋。昨年11月の大阪大会でのIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で敗れたKENTAを新たな標的に定めてきたが、一方のKENTAも権利証の入ったブリーフケースを破壊されたことを根深く恨み続け、棚橋を宿敵扱いしてきた。

 KENTAは解説席で元盟友・柴田勝頼が見つめる中、インサイドワークで主導権を握ろうとするが、棚橋もヒザ攻めで抵抗。KENTAの必殺・go 2 sleepをドラゴンスクリューで切り返した。

 KENTAはレフェリーを盾にすると、棚橋にローブロー。さらに問題のブリーフケースを取り出すと脳天を殴打。しかし、ここで柴田がリングに上がると、KENTAに強烈なキックを食らわせた。

 息を吹き返した棚橋は低空ドロップキックからのハイフライフロー2連発で劇的な勝利を飾った。

 試合後、棚橋は放送席の柴田と握手すると、勝利の儀式のエアギターを披露。マイクを持つと、「最後に一つだけ言わせてください。明日の東京ドーム大会メインイベント。まだ、飯伏が出られるか分からない状態です。なので、一個、アピールしておいていいですか? 準備できてま~す! 名古屋のみなさん、愛してま~す!」と笑顔で絶叫。

 誤嚥性肺炎(ごえんせいいはいえん)のため、25日のメインイベントとして行われるIWGP世界ヘビー級選手権出場が危ぶまれている飯伏幸太に代わっての王者・鷹木信悟への挑戦をアピールした。

 バックステージでも汗まみれの顔で「まだ、どうなるか分からないけど、俺がいきます」ときっぱり宣言した棚橋。

 「もっと資格のある選手がいると考える人もいるかもしれないけど、明日、試合のない選手が限られているし、他に誰も言ってないんだったら…」と続けると、「自力で、自分の力で、IWGPにたどり着くのが一番かっこいいのは分かっている。まだ分からないけど、僕も負傷欠場して他の選手に何度も救ってもらったこともあるし、この仕事に限らず、今のこの世界、助け合って生きていかないといけないじゃん」と笑顔。

 最後には「俺は飯伏の選択を尊重しますよ。尊重します。それだけの大舞台だから。ただ、俺はいつでもやってやりますから。こういうのを俗にタナボタって言うんですよ。かつての名門校が久々に甲子園に行く感じ。僕もかつて甲子園(を目指した)球児でしたから。でも、昔、すごかったからじゃ、今は通用しない。毎日、練習して、毎日、考えて、毎日、プロレスを思って、毎日、プロレスのこと考えて。プロレスに費やした時間、その熱量がきっとね、自分に返ってくると思うから。どうなろうとも、どう転ぼうとも俺がいきます。よしっ!」と目を輝かせて言い切った。

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