【侍ジャパン】清水隆行氏、サンチェス&メルセデス知ることも日本の大きな武器

スポーツ報知
試合前に整列する(左から)稲葉監督、山田、坂本

 東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が楽天と強化試合を行い、1番・山田、2番・坂本の攻撃的オーダーで初回に3点を奪った。先頭の山田が四球で出塁すると、坂本が強攻策から左前安打で好機を拡大した。2回以降は無得点に終わり3―5で敗れたが、稲葉監督は「あの2人は非常に機能していた」と評価。展開次第では送りバントもできる硬軟自在な「2番・坂本」は本番でも有力な選択肢になりそうだ。プロ野球評論家の清水隆行氏は、サンチェス、メルセデスを熟知する日本の強みを指摘した。

 初回の攻撃。無死一塁で打者は2番の坂本。送りバントを含め、作戦はいろいろと考えられる場面だったが、ベンチは強攻させた。本番では、相手チーム、日本のチーム状態、仮に坂本が2番に入った時の彼の状態などを加味して、作戦にはさまざまな可能性があるだろう。が、坂本は2番に入っても、どんなサインにも対応できる打者だ。

 勝ち進めば進むほどゲームはロースコアになる公算が大きい。初回から走者を送るケースもゼロではない。そのケースでも、シーズン中から終盤に送りバントの経験がある坂本だから、そつなくこなすはずだ。もちろん、相手にスキがあれば、一塁走者に単独スチールをやらせることもあるだろう。日本はそんな多彩なバリエーションを持った攻撃ができるチームだ。

 初戦の相手はドミニカ共和国。サンチェス、メルセデスが登板してくる可能性もある。彼らは日本の選手を知っているが、日本の打者も彼らの球筋や特徴を熟知している。データだけでなく、実際に対戦経験がある選手が多くいるのは大きい。特に坂本は両投手が投げたほぼ全試合を後ろから見て、いい時、悪い時の傾向を知っている。日本のもう一つの武器になるはずだ。(プロ野球評論家・清水隆行)

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