【石川】小松大谷が2年ぶりの決勝進出 3回に3連打で大逆転「1日1000スイングは楽しかった」

小松大谷の中谷慎吾二塁手
小松大谷の中谷慎吾二塁手

◆第103回全国高校野球選手権石川大会 ▽準決勝 小松大谷4―3遊学館(24日・石川県立)

 第1シードの小松大谷が、4-3で遊学館に逆転勝利し、2年ぶりの決勝進出を決めた。0-2の3回には、2四死球から3連打で一挙に大逆転。3-3の1死三塁から三遊間へ適時打を放った3番・東出直也捕手(3年)は「序盤は苦しい展開だったが、チームとして粘れた。あきらめずにプレーした結果、ビッグイニングにつながりました」と明るい表情で振り返った。

 3回の集中打を呼び込んだのが、冬場のバッティング練習だ。打力をつけるため、素振りを除き、1日1000スイングをノルマに課した。何度も血豆を潰し、打撃用グローブに穴を開ける選手が続出する中、ノートラブルで振り続けたのが東出だった。「僕自身、1日1000スイングは楽しかった。手の豆は努力の証だけど、バットを振れなくなるのは嫌」。ホームセンターで作業用の牛革手袋を見つけて、1000円で購入。血豆も出来ず、破れることなく、満足いくまでバットを振り続けて打撃を強化した。

 決勝の相手は、勢いのある金沢だ。「バッグには、いつも牛革手袋を入れている。粘り強い打線を見せたい」と東出。努力の証でもある手袋をお守りに、1985年以来36年ぶり(当時は北陸大谷)の夏甲子園をつかみ取る。(中田 康博)

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