【知ってる?】重量挙げの三宅宏実 東京五輪で引退

スポーツ報知
三宅宏実(ロイター)

 重量挙げ女子49キロ級で、16年リオ五輪銅メダルの三宅宏実(いちご)はスナッチ74キロ、ジャークは3度失敗しトータルの記録なしに終わった。全体の一番手で登場したスナッチは74キロを一発成功。76キロに2度挑戦したが失敗。ジャークは99キロに3度挑んだが挙げられなかった。集大成と位置づけた自国開催の五輪で3大会連続のメダルには届かなかった。

 ◆三宅 宏実

 ▽生まれ 1985年11月18日、埼玉・新座市。

 ▽サイズ 147センチ。

 ▽競技歴 重量挙げ女子が正式種目入りした2000年シドニー五輪をテレビ観戦して感動。中学3年生で始める。

 ▽ウェート一家 父・義行さんは、68年メキシコ市五輪銅メダリスト。伯父・義信さんは64年東京、68年メキシコ市大会を2連覇するなど、4度の五輪に出場した。23日の開会式では国旗を運ぶ役目を務めた。現在、東京国際大でヘッドコーチを務める兄・敏博さんも全日本王者で、09~12年には日本女子代表監督も務めた。

 ▽練習場は家 競技開始当初は、自宅が練習場。食卓を移動させてスペースを作り、父・義行さんの指導でバーベルを触っていた。

 ▽元々は芸術系 母・育代さんは音大出身だったため、幼少期はピアノを習っていた。三宅本人は「母とは性格が似ているので、よくけんかもしていましたね」と述懐。

 ▽父娘では史上初 3大会目の出場となった12年ロンドン五輪で、重量挙げの日本女子で初の銀メダル。68年メキシコ市大会銅メダルの父と、日本初の父娘五輪メダリストとなった。

 ▽料理 視野を広げるため、近年は料理も挑戦。カレーやみそ汁のほか、外出自粛で自宅練習していた昨年には、「ふきのとう」の天ぷらにも取り組んだ。

 ▽メダリストに“師事” 筑波大大学院では「女子ウェートリフティングの五輪メダルに至った軌跡」をテーマに、自身の現役時代を振り返る研究。指導教員は、88年ソウル五輪柔道女子52キロ級銅メダリストでJOC理事の山口香氏。

 ▽名前の由来 名字と合わせ、うかんむり(冠)が3つ。誕生年の85年に落合博満(ロッテ)とランディ・バース(阪神)の2人が三冠王となったことにあやかっている。

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