神奈川県高野連は24日、東海大相模が全国高校野球選手権神奈川大会の出場を辞退したと発表した。登録メンバー20人のうち、17人の新型コロナウイルス陽性判定が判明し、同校の野球部の活動が禁止となったため。この日、サーティーフォー相模原球場で行われる予定だった藤沢翔陵との準々決勝は不戦敗となった。
東海大相模は今春のセンバツを制し、史上8校目9度目の甲子園春夏連覇がかかっていたほか、19年春から続く県大会6連覇も更新の期待がかかっていた。また、名将・門馬敬治監督(51)は今夏限りでの勇退を表明していた。あまりにも無念な結末を迎えてしまった。