【侍ジャパン】柳田悠岐、スイング強度「100」 28日の開幕戦いける!

外野でノックを受け、ボールを追う柳田悠岐
外野でノックを受け、ボールを追う柳田悠岐
東京五輪野球日本代表
東京五輪野球日本代表

 右脇腹違和感で別メニュー調整が続く侍ジャパンのソフトバンク・柳田悠岐外野手(32)は仙台直前合宿4日目の23日、「全然問題ない」と、28日の開幕戦(対ドミニカ共和国・福島)出場を明言した。侍ジャパンは24日に楽天戦(正午・楽天生命)、25日に巨人戦(午後6時・同)と2試合の強化試合を行う。

 柳田の表情は明るかった。右脇腹違和感が回復し、東京五輪の開幕戦となる28日のドミニカ共和国戦へ「全然問題ない」と強調。頼もしい言葉が続いた。

 「(本番へ)間に合ってるんですけど…(笑い)。もう行けると思っているんですけど、止めていただいているという感じなので」

 野球人生の集大成。思いは、そのひと言に集約される。故障でWBCなど主要な国際大会の出場がなく、やっと巡ってきた金メダルのチャンス。東京五輪ではリミッターを解除する。

 「自分のできる最大限のパフォーマンスを出せるように準備する。オリンピックは見るものだと思っていた。出場するチャンスをもらえたので、全ての方に感謝してメダルを取りたい」

 侍で主にリードオフマンを務めてきた秋山翔吾(現レッズ)が不出場。柳田は15年にはトリプルスリーを達成し、4度の最高出塁率にも輝いている。長打力に出塁率の高さ、走力もある男への期待は大きい。

 「僕よりいい選手がたくさんいるので、出られるなら何番でもいいし、どこでも守ります。あんまり走っていない(今季3盗塁)けど、足にも自信がある」

 14年の日米野球では全5試合で2度の猛打賞。MVPを獲得し、対戦が少ない投手も苦にしない。

 「打ちたい打球をイメージして、自分のスイングをする。打てると思ったボールを打つ。初対戦とかを意識することはありません」

 楽天・田中将、巨人・坂本らと同学年。アマチュア時代からプロ入り直後まで「雲の上の存在」だった2人とチームの中心を担う。

 「そんなすごいメンバーの中に入れる。信じられない気持ちはあるけど、楽しみ。野球人生の財産になると思うので、一分一秒を無駄にせずにやりたい」

 別メニューだったこの日は室内で金子ヘッド兼打撃コーチの球を打ち返した。スイングの強度は「100です!」と断言。24、25日の強化試合で打席に立つことは見送る予定だが、金メダルへ気持ちは高まる。

 「自分を信じてやるだけだと思います。定番の金メダルをかむやつ…。取れたら1回はやります(笑い)」(取材・構成=戸田 和彦)

 〇…稲葉監督は24日の楽天戦で柳田のスタメン起用を見送る方針を示した。代走や守備での起用を検討しており、スタメン中堅は近藤が濃厚。この日、室内で打撃練習を行った柳田の状態については「『痛みは出ていない。打っても大丈夫』と。一段階ステップとしては上がった」と説明した。

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