藤井聡太王位、豊島竜王に初の連勝「細い攻めですが、勝負しようと思った」王位戦第3局

スポーツ報知
兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」での第62期王位戦七番勝負第3局で、豊島将之竜王に勝ち、2勝目を挙げた藤井聡太王位(提供・日本将棋連盟)

 将棋の第62期王位戦七番勝負第3局が22日、神戸市の「中の坊瑞苑」で前日から指し継がれ、藤井聡太王位(19)=棋聖=が、後手の挑戦者・豊島将之竜王(31)=叡王=を117手で破り、シリーズを2勝1敗とした。

 19歳の藤井劇場が“快幕”した。3日前の19日に誕生日を迎えたばかり。10代ラストイヤーの初戦を飾った。

 天下人・豊臣秀吉が愛した有馬温泉で、同じ愛知出身の先輩に完勝だ。過去2勝7敗と苦手にする豊島に第2局に続いて初めて連勝した。21日の1日目、豊島が封じた66手目は△5四銀打。「封じ手の前後は自信がなかった」といい、一度は形勢を損ねたが、持ち直し、「細い攻めですが、勝負しようと思った」と、馬を切り捨てて勝負。自玉の堅さも生かして冷静な指し回しで押し切った。

 東京五輪が注目される中、知のアスリートも進化を遂げている。4月に予定していた聖火ランナーは2月に辞退したことを表明した。タイトルホルダーになり「立場の変化が要因の一つ」と理由を語っていたが、棋聖戦は渡辺明名人(37)=棋王・王将=をストレートの3連勝で下して初防衛。王位戦でも白星先行とした。

 第4局は来月18、19日に佐賀県嬉野市で指される。「王位戦までは間が空くので、その間にしっかり準備して臨みたい」とかぶとの緒を締めたが、25日には逆に豊島に挑む叡王戦五番勝負の第1局(東京「江戸総鎮守 神田明神」)に向かう。わずか中2日。オリンピック期間中も、盤上の熱い戦いは続く。

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