松田丈志氏が占う、大橋悠依&瀬戸大也が同日メダルで競泳日本ロケットスタート

大橋悠依
大橋悠依

 スポーツ報知では東京五輪の熱戦を深く、鋭く語る評論家が勢ぞろいした。開幕を前に「東京五輪メダル候補直前チェック」と題して、5競技の注目選手を取り上げる。競泳は北京、ロンドン、リオ五輪3大会連続メダリスト・松田丈志氏が占う。

 複数の金を含む2桁のメダル獲得に挑む。

 勢いをつける役目を担うのは、最初の決勝種目(25日)となる男子400メートル個人メドレーの瀬戸大也だ。競泳チームだけでなく、日本選手団全体に勢いをつける金メダルを期待したい。前回16年リオで萩野公介が米国の6連覇を阻止し、瀬戸も銅メダルを獲得した近年の日本の有望種目。日本の連覇となれば、08年北京で2大会連続2冠を達成した男子平泳ぎの北島康介さん以来になる。同日の女子400個メでは大橋悠依もメダルを狙える力はあるので、五輪史に残るロケットスタートを切ってほしい。

 闘病を経て五輪切符をつかんだ池江璃花子は、24日の競技初日から始まる400メートルリレーに登場する。米国、豪州に欧州勢と強豪ぞろいの種目でメダルへの壁は高いが、池江は勝敗の域を越えたメッセージ性の高い存在であり、彼女の泳ぎは後続の日本選手団にとっても良い刺激になるだろう。

 金メダルを狙える自由形の松元克央を筆頭に、男子の各200メートル個人種目はメダル獲得の可能性が高い。平泳ぎの佐藤翔馬は初の五輪だが金メダルを狙える位置まで成長してきた。4大会連続出場で背泳ぎの入江陵介はロンドン以来のメダルを目指す。注目はバタフライ。04年アテネから唯一連続でメダル(銀・山本貴司→銅・松田丈志→銅・松田丈志→銀・坂井聖人)をとっていて、初出場の本多灯も仕上がりは順調だ。瀬戸との二枚看板でメダルに挑んでほしい。いずれの種目もライバルが多く、一つのミスも許されない。

 新種目の混合400メートルメドレーリレーもメダルのチャンスはある。競技最終日を飾るメドレーリレーしかり、レースを重ねた終盤は体力勝負の要素があり、最後の踏ん張りが利くチーム力の高さが求められる。64年東京大会でのメダルは800メートルリレーの銅1個。この57年で成長した日本競泳陣の力を世界に見せつけてほしい。

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