静岡学園・野村海翔 OBで東京五輪代表の旗手怜央を手本に初V導く・・・全国高校総体へ抱負

4年ぶりに全国高校総体に出場する静岡学園サッカー部
4年ぶりに全国高校総体に出場する静岡学園サッカー部
静岡学園の左サイドで攻守に躍動するDF野村
静岡学園の左サイドで攻守に躍動するDF野村

 2年ぶりに開催される全国高校総体が今月24日に開幕し、8月24日まで福井県を中心に熱戦が繰り広げられる。サッカー(男子=8月14~22日、女子=8月18~22日、テクノポート福井スタジアムほか)は、男子で4年ぶり7度目出場の静岡学園が初Vを目指す。2月の新人戦からプリンスリーグなど公式戦23連勝中。東京五輪代表で静学OBの旗手怜央(23、川崎)をお手本にしている左サイドバックの野村海翔(かいと、3年)に注目だ。

 静学の野村が敵陣の右サイドを切り裂く。初戦の相手は20回目出場の仙台育英(宮城)で、2回戦では23回目の高川学園(山口)が待ち受ける。厳しいブロックだが、背番号13は不敵な笑み。「(ともに)勝ち進めば準決勝で青森山田とも戦える。楽しみです」

 50メートル6秒0のスピードで相手DFを振り切り、精度の高いクロスを左足で蹴り込む。常にイメージしているのは東京五輪で、22日に南アフリカとのグループリーグ初戦を控えるU―24日本代表のOB旗手だ。同じポジションで「めっちゃ参考にしています」と目を輝かせた。

 指揮官の「ショック療法」で覚醒(かくせい)した。新人戦からレギュラーを務めてきたが、展開力が今ひとつ。清水東との県総体決勝では先発を外された。これで「やるしかない。結果を残そう」と気持ちが入った。1―2の後半からピッチに立つと、猛然とオーバーラップを連発。チャンスを作り続け、MF川谷凪(3年)のゴールをアシストし、最終的に3―3からのPK戦の勝利に貢献。川口修監督(48)は「流れを変えてくれた」と褒めちぎった。

 五輪に臨む旗手に対し、指揮官は「縦だけでなく横にも自在に動く、新しいサイドバック像を作ってほしい」と期待した。そんな大先輩に負けないプレーを見せる。野村は「攻撃的に行きます」と福井での戦いを見据えた。(里見祐司)

 ◆野村 海翔(のむら・かいと)2003年7月28日、大阪府生まれ。17歳。サッカーは小1から。前所属は大阪市ジュネッスFC。170センチ、66キロ。血液型O。家族は両親と弟。

 〇・・・静学は現在、プリンスリーグ東海で開幕から9連勝。新人戦、県総体と東海総体も制しており、公式戦23連勝中だ。189センチの大型DF伊東進之輔は「攻撃の選手がうまいんです」と最敬礼。1トップを務め続けているFW持山匡佑(ともに3年)は「最後まで諦めずに点を取ろうというみんなの気持ちが、連勝につながっています」と自信をのぞかせた。福井でも白星を積み重ねる。

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