【岩手】花巻東の怪物1年生・佐々木麟太郎が高校通算22号 清宮幸太郎の111本を超えるのか

1回1死、先制の右越えソロを放つ花巻東・佐々木
1回1死、先制の右越えソロを放つ花巻東・佐々木

◆第103回全国高校野球選手権岩手大会 ▽準決勝 花巻東2-0水沢工(21日・岩手県営)

 岩手の準決勝では、3大会連続で夏の甲子園出場を狙う花巻東が水沢工に2―0。183センチ、117キロの強打の1年生・佐々木麟太郎一塁手が初回に高校通算22号の先制弾を放ち、決勝進出に貢献した。

 怪物1年生のバットが花巻東に勝利を呼び込んだ。1回1死、佐々木が内角の変化球を強振すると、勢いよくはじかれた白球が放物線を描いて右翼スタンドへ。2戦ぶりの今大会自身2本目の本塁打は貴重な先制弾となった。佐々木は「2番打者としてチームの役に立つ打撃を心がけた結果、良い流れを呼び込めたと思う」と喜んだ。

 183センチ、117キロのスーパー1年生は既に高校通算22本塁打。早実(東京)で高校歴代最多とされる通算111本を放った日本ハム・清宮幸太郎(22)の記録を塗り替える可能性も十分秘めている。本人は「記録は気にせず、3年間、チームのために貢献し続けて、甲子園に出場できたらと思っています」と話し、仲間への思いを力に変え、気持ちのこもったスイングを見せ続けている。

 相手エース左腕・山本陸駆(3年)に苦戦したが、1年生のもたらした1点と4回に奪った追加点を守り切った。先発の左腕・中居颯真(3年)が、粘りの投球で6回無失点。7回からはエース右腕・菱川一輝(3年)が今大会初めてマウンドに上がった。

 菱川は140キロ台前半の力強い直球を武器に、8回に3者連続三振を奪うなど躍動。9回は3安打を浴びたが無失点で試合を締め、「初登板で緊張もあったけど、仲間を信じ、思いを込めて投げました」とホッとした表情だった。

 3大会連続の夏の聖地へあと1勝。佐々木洋監督は、「今春は優勝したが、自分たちは力のないチーム。常に挑戦者として戦う」と気を引き締め、その長男で打の主役・麟太郎は「決勝は、最後は思いの強さで決まると思う」と心を奮い立たせた。(小林泰斗)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請