【女子野球】東海大静岡翔洋・安保英美 地元の熱海へ元気届ける・・・全国高校選手権24日開幕

創部初の公式戦に挑む東海大静岡翔洋ナイン
創部初の公式戦に挑む東海大静岡翔洋ナイン
東海大静岡翔洋・安保
東海大静岡翔洋・安保

 第25回全国高校女子硬式野球選手権が24日、兵庫・つかさ球場などで開幕する。今春創部した東海大静岡翔洋は、初公式戦を岩瀬日大(茨城)との1回戦(25日・つかさ球場)で迎える。大規模な土砂災害が発生した熱海市出身の安保英美外野手(1年)が悲願の1勝で地元に明るいニュースを届けることを誓った。

 本格始動から約4か月。コロナ禍でセンターリーグが延期となっており、初公式戦がいきなり全国大会となった。東海大静岡翔洋・安保は「初めて(東海系列の)縦じまを披露できる。めちゃくちゃ緊張しているけど、楽しみの方が大きいです」と目を輝かせた。

 現在は寮生活を送っているが、傷ついたふるさとに届けたい思いがある。土砂災害で友人や家族に被害はなかったが「ショックだった」とポツリ。「誰よりも声を出す所を見てほしい。少しでも元気になってもらいたい」と力を込めた。

 兄に影響され、小学4年から熱海少年野球クラブでプレー。熱海中では男子に、交じって中堅のレギュラーを張った。持ち味はイチロー氏を見習っている守備力。「イチローさんのようにレーザービームを決めたい」。弓桁義雄監督(57)も「守りはチームで一番」と期待を込める。

 今大会決勝(8月22日)は男子と同じ甲子園で開催される。「絶対に行きたい」。初戦の岩瀬日大とは5月に練習試合を行い、6―5で勝利。中学生シニアとの実戦も安定して白星を重ねており、指揮官も「非常に良くなっている。セーフティーなどもからめて攻撃していければ」と青写真を描く。待ちわびた夢舞台。ふるさとへの思いも胸に秘めながら、全国の猛者と対峙(たいじ)していく。(武藤瑞基)

 〇・・・昨年、同好会として始動した2年生3人にとっては特別な一戦となる。斉藤美咲主将は「感謝でいっぱいです。ここで1勝できればすごい大きな自信になる」と目を輝かせた。創部直後は中学時代に所属したチームのやり方をそれぞれが主張し、部内で意見がたびたび衝突したという。ミーティングを重ねて連係を深め「まとまりが出てきました」と手応え十分。「笑顔で日本一の目標を1期生でかなえたい」と誓った。

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