【秋田】明桜、石田一斗ら3投手の完封リレーで横手に勝利 温存のエース風間球打は中4日で決勝へ

6回無失点で11三振を奪った明桜の石田一
6回無失点で11三振を奪った明桜の石田一
2番手で力投した明桜の栗城
2番手で力投した明桜の栗城
最終回をパーフェクトで締めた明桜の山本
最終回をパーフェクトで締めた明桜の山本
終始チームをサポートした明桜の風間
終始チームをサポートした明桜の風間

◆第103回全国高校野球選手権秋田大会 ▽準決勝 明桜11ー0横手(21日、こまちスタジアム)

 秋田の準決勝で、明桜が横手を11―0で下した。先発した石田一斗(3年)が6回無失点に抑えるなど3投手で完封リレー。ドラフト候補の157キロ右腕・風間球打(3年)を温存して4年ぶり10度目の夏の甲子園出場に王手をかけた。

 6回2死、この回最後の打者から138キロの直球で11個目の三振を奪った明桜・石田一が、涼しい顔でマウンドを降りた。「相手に考える隙を与えないように、テンポよく投げようと心がけた」。言葉通り、6回3安打1四球の安定感で、付け入る隙を与えなかった。左腕の栗城蓮が2回2安打3奪三振、140キロ台のパワーボールを投げる山本隆世(ともに3年)が最終回を無安打2奪三振で締め、3投手の“完封リレー”で決勝切符をつかんだ。

 「準決勝は3人で締めよう」と、風間を除く明桜の投手陣は意気込んでいた。風間は秋田との準々決勝(18日)、自己最速を4キロ更新する157キロをマークして「世代最速男」となっただけでなく、延長10回155球の力投を演じていた。投手以外では右翼手につき打撃でも貢献してきたが、輿石重弘監督(58)は決勝をフルパワーで戦うため、準決勝はエースをベンチに下げる決断をしていた。それでも指揮官は、「展開によっては風間を出すことも考えていた」。3投手の力投で、最高の形でエースにバトンを渡す準備ができた。

 「この試合をしっかり抑えて球打につなぐ」。今春から風間とのダブルエースに名乗りを上げた石田一は、意気込んで準決勝のマウンドに上がっていた。11個の三振のうち9個を持ち味のスライダーで奪う快投。今冬に1年時以来の投手となり、「球打の直球があるから、自分までスピードを求めたら打たれると思って、変化球を磨いてきた」と明かした。チームの勝利のために確立した投球スタイルで、決勝舞台へ導いた。

 決勝は23日、秋田南と対決。遊撃のレギュラーで打撃でも3番を打つ石田一は、「投手3人で球打につないだ。決勝はローゲームになるはずなので、次はしっかり打って活躍したい」。4年ぶりの甲子園切符も、力を結集してつかむ。(小山内 彩希)

6回無失点で11三振を奪った明桜の石田一
2番手で力投した明桜の栗城
最終回をパーフェクトで締めた明桜の山本
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