大竹七未さんの見解 次戦24日英国戦 なでしこは勇気持って体ぶつけることが必要

後半、ボールを競り合う熊谷紗希(カメラ・石田 順平)
後半、ボールを競り合う熊谷紗希(カメラ・石田 順平)

◆東京五輪 ▽女子サッカー1次リーグ第1戦 日本1―1カナダ(21日、札幌ドーム)

 1次リーグが始まり、2大会ぶり出場のE組のFIFAランク10位、なでしこジャパンは、初戦で2大会連続銅メダルで同8位のカナダと対戦して1―1で引き分けた。0―1の後半39分、新10番のFW岩渕真奈(28)=アーセナル=が同点弾を決め、高倉麻子監督(53)、澤穂希さん(42)らを抜き歴代トップの5戦連発。24日の第2戦は英国と対戦する。

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 前向きな引き分けに持ち込めたが、早い時間の失点でゲームプランが崩れた。緊張やプレッシャーがあったにしろ、全体的に足が重くスピード感に慣れるのも時間がかかった。一番は相手のトップにボールが入った時にボールへの寄せが甘い。迷いが生じて簡単に前を向かせてしまった。攻撃ではダイレクトパスが少なく後ろ向きになってしまい、連係はあまりうまくいかなかったように思う。

 ただ、後半に田中が入ってからボールが収まり、流れを引き寄せた。PKは決めなければいけなかったけれど、長谷川とのコンビネーションが良いからこそのチャンス。交代メンバーが躍動し体を張る粘り強さも生まれて、なでしこらしさが見えた。エース岩渕がうまさを見せて決めきったことはもちろん収穫だ。次戦の相手、英国はさらにフィジカルの強度が高まる。勇気を持って体をぶつけることが必要。試合の入りから集中して90分間臨んでほしい。(元日本女子代表FW、ATSサッカークラブ代表・大竹七未)

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