澤穂希さん、「10」後継者・岩渕真奈同点弾に「褒めてあげたい」…チームには喝「もっと戦わなきゃ」

澤穂希さん
澤穂希さん
岩渕と澤の比較表
岩渕と澤の比較表

◆東京五輪 ▽サッカー女子1次リーグ第1戦 日本1―1カナダ(21日、札幌ドーム)

 1次リーグが始まり、2大会ぶり出場のE組のFIFAランク10位、なでしこジャパンは、初戦で2大会連続銅メダルで同8位のカナダと対戦して1―1で引き分けた。0―1の後半39分、新10番のFW岩渕真奈(28)=アーセナル=が同点弾を決め、高倉麻子監督(53)、澤穂希さん(42)らを抜き歴代トップの5戦連発。24日の第2戦は英国と対戦する。

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 元なでしこジャパンMFで、4度の五輪出場経験を持つ澤穂希さん(42)が21日、オンライン取材に応じ、10番を受け継いだ岩渕の活躍を褒めたたえた。一方で、引き分けに終わったチームには奮起を求めた。

 「チームが苦しい時に結果を出すのが10番。岩渕を褒めてあげたい。5年前に私が現役を引退した時、彼女に『東京五輪で10番を背負ってほしい』と話し、託しました。『なでしこの10番は澤じゃなく岩渕』と言ってもらえるよう、これからも結果、プレーで示してほしい」

 岩渕は今大会から10番を着用。エースナンバーを背負うにあたり、澤さんの元へ連絡があった。

 「10番に対する思い、チームに対する思いを話してくれて『澤さんには届かないけど、自分なりにできることはやりたい』と。あんなに小さかった高校生の岩渕がこんな選手になったんだなと思いました」

 チームは同点に追いつくのが精いっぱいの内容。多くの課題が露呈した。

 「90分通して試合がスローだなと。ボールの奪いどころ、連係や連動もハッキリしない。チームとしてどうしたいのか。今後、相手が上になっていく中で、今のままではやりたい放題やられてしまうと思います」

 目標の金メダル獲得へ、ピッチ上で戦う姿勢を示すことを求めた。

 「いいところも多くあったと思うが、メダルを取りたいなら、もっともっと戦わなきゃいけない。90分終わって倒れた選手が何人いたか。体を張る、クロスを上げさせない、スライディングする、体をぶつける…。何が何でも勝たなきゃいけないという思いでプレーしていたのが果たして何人いたのかな、と疑問に思いました。今までやってきたこと、練習は裏切らない。あとはミスをそのままにしないこと。勝たなきゃいけないプレッシャーはあると思うが、それをいい方向につなげてほしい」

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