初戦の重み知る上野由岐子、2回以降「らしい」投球…シドニー銀の増淵まり子氏が分析

オーストラリア戦に先発した上野
オーストラリア戦に先発した上野

◆東京五輪 ソフトボール1次リーグ 日本8―1オーストラリア ※5回コールド(21日、福島県営あづま球場)

 23日の開会式に先立ち、13年ぶりに五輪競技に復帰したソフトボールの1次リーグが全競技の先陣を切り始まり、日本が開幕戦でオーストラリアに8―1で5回コールド勝ちした。2008年北京大会に続く金メダルに向けエース・上野由岐子(39)=ビックカメラ高崎=が5回途中1失点の力投。打線も3本塁打を放つなど得点を重ねた。コロナ禍により1年延期となった特別な五輪で、日本選手団に勢いをもたらした。

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 五輪の1戦目は金メダルに向けて本当に大事な試合です。宇津木監督は「確実に勝てる投手が誰か」と考えた時にエースの上野選手しかいなかったんじゃないでしょうか。

 上野選手は3度目の五輪に臨むだけに初戦がいかに大切か、1球の重みを分かっているがゆえ、立ち上がりは丁寧にいってしまいました。さらに審判のストライクゾーンも外角が狭い印象を受け、「あれ?」という表情も見られました。ただ、経験があるので2回以降はうまく対応していました。2回からは大胆かつ緩急を用いた上野選手らしい投球が見られ、申し分のない好投だったと思います。5回途中で後藤選手に継投し、上野選手も体力的に温存できて22日以降の連投も十分可能です。

 打線は内藤選手が打って、つないで、いい働きをしていました。攻守でいいスタートを切れたので、この後も楽しみです。(シドニー五輪銀メダリスト・増淵まり子)

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