取材の立ち位置の地面に「×」印、コロナ下五輪は運営側の苦労が散見…担当記者が見た

試合後、松岡修造氏のインタビューを受ける上野由岐子(カメラ・相川 和寛)
試合後、松岡修造氏のインタビューを受ける上野由岐子(カメラ・相川 和寛)

◆東京五輪 ソフトボール1次リーグ 日本8―1オーストラリア ※5回コールド(21日、福島県営あづま球場)

 コロナ下での東京五輪が始まった。福島県営あづま球場での開幕戦は運営側の苦労が散見された。電気系統のトラブルで初回はスコアボードのカウント表示がされず、ピッチャーサークルの白線も途中まで引かれていなかった。大会関係者は「直前に無観客に変更になるなど、準備で慌ただしかった影響もあると思う」と指摘。20、21日には会場がある公園の近辺でクマの目撃情報が寄せられる一幕もあった。

 報道陣もこれまでと勝手が違う。ADカード(取材許可証)所持者も会場に自由に出入りできず、各試合の取材は事前申請制で結果の判明は前日。希望者多数の場合、密を避けるため承認されない可能性もある。20日の記者室では「明日入れるかな…」と不安がる声が飛び交い、午後7時前に通知が届くまで落ち着かなかった。取材エリアには選手や記者同士の距離を確保するため、地面に立ち位置を指定する×印がテープで貼られるなど、感染対策が強く打ち出された大会を実感させられた。(五輪担当・林 直史)

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