川島永嗣「自分たちが日本サッカーを引っ張るんだという気持ちで戦って」南米で共に戦った五輪世代へエール

川島永嗣
川島永嗣

◆東京五輪 サッカー男子1次リーグ 日本―南アフリカ(22日・東京スタジアム)

 東京五輪サッカー男子日本代表は21日、初戦のU―24南アフリカ戦に向けて千葉県内で非公開練習を行った。MF久保建英(20)=Rマドリード=は、相手に新型コロナ陽性者や濃厚接触者が出る状況にも「僕らにとって得でしかない」と勝負に集中。日本の五輪最年少ゴールが期待され、F東京時代のホームで相性抜群だった味スタで白星発進を誓った。19年の南米選手権(ブラジル)で東京五輪世代と共に戦った日本代表GK川島永嗣(38)=ストラスブール=が同代表にエールを送った。

 川島が初めて五輪世代と共に戦った南米選手権。選手の拘束力がなくベストメンバーを組むことが困難なことから、東京五輪世代中心のメンバー編成で臨むことになった。

 「あの時は僕もロシアW杯以来の代表で、若い選手たちがどんなプレーをするのか、どういう可能性を秘めているのか興味がありました。森保さんからは、経験を若い選手たちに伝えてほしいと言われました」

 初戦はチリに0―4で惨敗。だが、そこから若い世代は成長し、第2戦は三好の2得点でウルグアイと2―2、3戦目もエクアドルと1―1で引き分けた。川島はこの2試合を後方から支えた。

 「A代表のベストメンバーでも、結果を残せるか分からない大会。その中で若いメンバーでぶつかって、あれだけ対等な戦いができた。一日一日、目に見えて成長していたし、彼らにとって自信になったと思います」

 この大会を機に五輪世代がどのようなプレーをしているかをチェックするのが楽しみになった。感じたのは「東京五輪に行きたい」という思いから生まれる競争意識の高さだという。

 「当時から五輪に向かっていく意識は感じましたね。それに森保さんが五輪とA代表を掛け持ちだったので、五輪もそうだし、A代表に食い込んでいく意味でも、かなりアピールの場だった。あの大会でA代表デビューの選手が多かったけど、みんな普通にプレーしていた。よく若い世代は昔に比べると気持ちを見せないといわれますけど、内に秘めていて淡々と、どんな舞台でもプレーできるんだなと驚かされました」

 南米選手権を共に戦ったメンバーから今回8人が選ばれた。そのポテンシャルを誰よりも感じているからこそ、大きな期待を寄せる。

 「五輪が終われば、W杯アジア最終予選も始まるし、本当の意味でA代表に食い込んでくる。五輪世代がA代表を引っ張っていかないと、新たな可能性も開けない。自分たちが日本サッカーを引っ張るんだという大きな気持ちで、五輪を戦ってもらいたい」

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