久保建英「自分は100%、全選手が100%のつもりで」22日五輪初戦南アフリカ戦へ集中

気迫みなぎる表情でダッシュする久保建英(カメラ・宮崎 亮太)
気迫みなぎる表情でダッシュする久保建英(カメラ・宮崎 亮太)

◆東京五輪 サッカー男子1次リーグ 日本―南アフリカ(22日・味の素スタジアム)

 東京五輪サッカー男子日本代表は21日、初戦のU―24南アフリカ戦に向けて千葉県内で非公開練習を行った。MF久保建英(20)=Rマドリード=は、相手に新型コロナ陽性者や濃厚接触者が出る状況にも「僕らにとって得でしかない」と勝負に集中。日本の五輪最年少ゴールが期待され、F東京時代のホームで相性抜群だった味スタで白星発進を誓った。

 誰よりも冷静に、久保は初戦を見据えた。「緊張もしていないし、試合の重みはどの試合も同じ」。冒頭15分が公開された練習では、左胸に日の丸が入った赤いシャツ姿で軽快にボールを蹴り「明日の試合には自分は100%、全選手が100%のつもりで臨んでる。昨日(20日)の練習からギアが上がったと感じたし、明日に照準を合わせられてる」と自信をのぞかせた。

 U―24南アフリカ代表で陽性者3人、濃厚接触者21人が確認された。試合は予定通り開催される見込みである一方、安全性が懸念される状況にも「相手に何人陽性者が出ようが、誰がケガしていようが、こんなこと言っていいのか分からないけど、僕たちにとっては損ではなく得でしかない」とキッパリ。「しっかり自分たちにフォーカスしたい」と勝負に徹する考えだ。

 15歳で出場した17年のU―20W杯(韓国)の第1戦。MF堂安の決勝点をアシストして勝利した南アと4年ぶりに、再び初戦で対決する。互いに当時のメンバーが数人、今回も選出。久保は「あの時の自分とは成長して変わったけど、相手も同じ」と気を引き締め、「ザ・アフリカという感じ。身体能力も高くてスピードも速いけど、どこかに戦術面で穴はある。そこをしっかり狙いたい」と口にした。

 20歳1か月18日で迎え、MF稲本潤一(00年シドニー)の記録を塗り替える五輪歴代最年少ゴールが期待される。味スタは19年まで所属したF東京のホーム。同会場で先発した同年リーグ戦は8戦全勝と縁起が良かったが、3月のU―24アルゼンチン戦は0―1で敗れており「しっかり勝って、ネガティブなことを払拭(ふっしょく)したい」。好相性の相手と会場で久保が五輪の初陣を飾る。(星野 浩司)

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