リオ五輪代表・清水咲子さんが選ぶ競泳界の「〇〇NO1」…スイマーの知られざる素顔を紹介

4月の日本選手権を最後に引退した、元リオ五輪代表の清水咲子さん
4月の日本選手権を最後に引退した、元リオ五輪代表の清水咲子さん

 競泳のリオ五輪代表で、日本選手権を花道に引退した清水咲子さん(29)は、長らく日本競泳陣の精神的支柱として第一線で活躍してきた。今回の東京五輪に送り込まれる33人の選手団は、才能豊かで、かつ個性的なメンバーがズラリ。チームメートから絶大な信頼を寄せられた清水さんならではの目線で「〇〇NO1」を選んでもらい、スイマーの知られざる素顔を紹介する。

 ◆女子力・五十嵐千尋

 日体大っていう体育会系の中でも、スキンケアとかヘアスタイルとか、爪もこうしたい!っていうこだわりを持っていましたね。ドラッグストアが大好きで、コスメとかもすごく試してます。女子力っていうか、女の子だなって感じです。

 ◆理論派・萩野公介

 体を動かすより、まず頭が動くタイプ。普通の質問をしても一回、脳のフィルターに通して話す感じ。読書もするし、いろんなことを知っている。賢いんですよね。

 ◆ナイスボディー・川本武史

 身長は高くないけど、肉体とテクニックで生きている。胸板もすごいし、太っているのを見たことがない。あんなにガチガチな筋肉に見えても、懸垂でも速くスパッと上げられる。ほどよく日焼けしているのもあって、見栄えがいいですよね。

 ◆メンタル・瀬戸大也

 あれだけいろんなことがあっても、水泳は水泳でしっかりやっているところがすごい。会場で久しぶりに会った時も、「全然気を使わないで」って感じで、向こうから来るんですよ。肩身が狭いとかも感じさせず、明るいまま。反省していないのではなくて、大也なりの気遣いなんですよね。強いなって思いました。

 ◆ギャップ・小西杏奈

 男の子っぽくてガッツがある感じだけど、普段は優しくて気遣いもできて、レースの時と全然違います。人形とかめっちゃ好きで、合宿とかにも持ってくる。ぬいぐるみがベッドの半分くらいを占めていて、そこで寝てるみたいです(笑い)。

 ◆マニアック・塩浦慎理 

 コーヒーや、デニムなんかにも詳しいですね。コーヒー豆の話で、「酸味がこうで、それは何でかっていうと作り方が…」って説明していましたけど、入ってこないです。難しすぎて。私はコーヒーは淹(い)れてくれればいいので(笑い)。

 ◆ストイック・井狩裕貴

 メキシコの合宿で一緒になった時に、彼がメインの練習中にいきなりプールから上がって、ホワイトボードに「ガリレオかよ!」っていうくらい急に書き出して。目標タイムとか今のタイムとかを1回ごとに事細かに書いていました。

 ◆天然キャラ・青木玲緒樹 

 去年のISL(国際リーグ)で、ポーズを決めてから入場する決めごとがあったので、「グータッチして出よう」と。「分かりました」って言ったのに、スタスタ行っちゃう。何か上の空みたいなところがありますね。朝練とか、眠くてどこ向いているか分からないときがあります。

 ◆リーダーシップ・入江陵介 

 存在だけで自然と締まりますし、私もかなり頼っていました。私が14年の欧州グランプリで初めて代表に入ったときの話ですが、トイレが男女兼用で戸惑っていたら、入江さんが走ってきて「ここでいいんだよ」って助けてくれました。困っていると黙って来てくれる。すごいな、人間力があるなあって思ったんです。

 【日本代表の皆へ】最終結果としてベストを出したい、メダルを取りたいっていう気持ちがあると思いますが、自分を信じて、やりたいことが泳ぐ距離の中でできれば、結果は後からついてきます。それを願って、見守りたいと思います。

 ◆清水 咲子(しみず・さきこ)1992年4月20日、栃木・大田原市生まれ。29歳。作新学院高から日体大に進み、2014年から代表に定着。16年リオ五輪の400メートル個人メドレーでは、予選で当時の日本新(4分34秒66)をマーク、決勝8位入賞。今年4月の日本選手権を最後に現役を引退。所属していたミキハウスを6月で退社し、北島康介氏が社長を務めるIMPRINT社と契約した。愛称はサッコ。

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