甲子園初の無観客開催決定 入場は生徒や保護者ら学校関係者に限定 内野席にそれぞれ約2000人

甲子園球場
甲子園球場

 日本高野連は21日、第103回全国高校野球選手権大会(8月9~25日、甲子園)の臨時運営委員会を開き、一般客への入場券販売は行わないと発表した。新型コロナウイルスの感染再拡大を考慮し、スタンドへの入場は生徒や保護者ら学校関係者に限定する。甲子園大会が原則無観客で行われるのは初めて。

 今春のセンバツは1試合1万人の上限を設けて有観客で開催された。2年ぶりとなる夏の甲子園に向けた協議の経緯について、日本高野連・八田英二会長(72)は「春に比べて出場校が多く、大会期間も長くなる。感染力の強いデルタ株の流行も要素。総合的な判断」と説明。東京五輪の無観客中心での開催が決まったことなどを勘案し「いろいろな考慮の結果です」と話した。

 入場者の目安は一、三塁側の内野席にそれぞれ約2000人とする予定。学校関係者の範囲については「OB、OGも含まれるのでは。最終的には学校に判断していただく」と同会長。各校の責任者に人数、氏名を記入した入場者確認表の提出を求め、代表校の関係者は大会前、初戦勝利後、準々決勝後にPCR検査を実施。試合中、ベンチにいる監督や選手はマスクの着用が求められ、大声での校歌斉唱や球場の土を持ち帰ることは控えるとした。

 代表校から感染者が出た場合は緊急対策本部で対応を協議。集団感染でない場合は大会への参加を差し止めない。集団感染と判断し、チームが出場できなくなった場合は代表校の差し替えはしない。プロ野球スカウトの入場や、ブラスバンドの演奏や音源放送については今後検討される。組み合わせ抽選会は、大阪市内に各校主将が集まる形ではなく、8月3日にオンライン形式で行われる。

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