2032年夏季五輪はブリスベンに正式決定

オリンピックモニュメントと国立競技場
オリンピックモニュメントと国立競技場

 国際オリンピック委員会(IOC)は21日、都内で総会を開き、2032年夏季五輪・パラリンピックの開催地にオーストラリア東部のブリスベンを正式に決めた。オーストラリアでの五輪開催は、56年メルボルン、00年シドニーに続き3度目。理事会が提案した唯一の候補で、IOC委員による信任投票を得て承認された。

 IOCでは開催都市の招致熱の冷え込みを受けて、19年に選定方法を大幅に変更。開催都市候補と個別に対話しながら、有力都市を早期に絞り込む方策を取り、原則7年前決定の規定を撤廃。2017年には、24年パリ、28年ロサンゼルスの開催都市が同時決定した。複数都市を競わせてIOC委員の投票で選定する従来の方式は、夏季大会では「2020年東京」が最後となった。

 32年大会の開催都市の決定を受け、東京大会組織委員会の橋本聖子会長は「史上初の大会延期となった東京2020大会は、様々な課題に挑戦する大会となりますが、東京からパリ、パリからロサンゼルス、そしてブリスベンへと、東京2020大会がもたらすレガシーとともに、オリンピック・ムーブメントが各都市に引き継がれ、発展していくものと確信しております。東京2020組織委員会は、コロナ対策、ジェンダー平等の推進、東京モデルの構築と継承という3つの重点施策を掲げ、大会開催に向けて準備に努めてまいりました。オリンピックの本質的な価値に迫り、必ずや大会を成功させ、スポーツの力で、よりよい世界への変革に貢献したいと思います」との談話を発表した。

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