日本はカナダとドロー発進…なでしこジャパン、1点追う後半39分にFW岩渕真奈が同点ゴール

日本・カナダ 後半、同点ゴールを決めた岩渕真奈(カメラ・石田 順平)
日本・カナダ 後半、同点ゴールを決めた岩渕真奈(カメラ・石田 順平)

◆東京五輪 サッカー女子1次リーグE組 日本1―1カナダ(21日・札幌ドーム)

 なでしこジャパンは東京五輪の競技初日の21日、1次リーグ初戦でカナダと対戦し引き分けた。前半6分に先制され、後半にはPKを失敗したが、後半39分にFW岩渕真奈が同点ゴールを決めた。

 日本は前半6分に38歳のベテランFWシンクレアに先制ゴールを奪われた。左サイドを破られてグラウンダーのクロスを許すと、キャプテンのDF熊谷がスライディングで伸ばした足も届かず。後方から走りこんだ38歳のFWシンクレアに通ると、1本目のシュートはポストに当たったが、そのリバウンドを再びシンクレアに押し込まれた。

 シンクレアは北京五輪から4大会連続出場を誇る女子サッカー界のレジェンド。この得点が代表通算187点目で、自身の持つ世界最多記録を更新した。

 前半を0―1で折り返した後半は、いきなりチャンスが訪れた。

 なでしこジャパンの高倉麻子監督は後半スタート時に、FW菅沢優衣香に代えて田中美南を投入。すると途中出場の田中が後半3分、左サイドMF長谷川唯からのクロスに反応して抜け出すも、相手GKと接触し転倒した。いったんは田中のファウルと判定されたが、VARの結果PKに。スウェーデンGKラビーは軽い脳震盪のような症状でしばらく試合がストップした。そして同9分のPKは田中がゴール左を狙ったがコースが甘く、回復したラビーに止められて同点機会を逃した。

 日本はまず同点に追いつこうとするも、アタッキングサードにボールをなかなか運べず、次第にカウンターを浴びることが多くなった。

 母国開催の初戦であきらめない日本は後半39分、右サイドからの浮き球のロングパスに反応して抜け出したFW岩渕が冷静にループシュートを決めて同点に追いついた。

 後半のアディショナルタイムは8分あったが、運動量が落ちたカナダを崩しきれず、両チーム追加点を奪えず勝ち点1を分け合った。

 最新の世界ランクはカナダが8位、日本は10位。なお女子サッカーは、絶対女王・アメリカがこの日行われた初戦でスウェーデンに0―3で敗れ、連続無敗記録が44試合でストップする波乱があった。

 【スタメン】

 ▽GK 池田咲紀子

 ▽DF 清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、北村菜々美

 ▽MF 中島依美、三浦成美、塩越柚歩、長谷川唯

 ▽FW 菅沢優衣香、岩渕真奈

前半、ボールを競り合う岩渕真奈(カメラ・石田 順平)
前半、ボールを競り合う岩渕真奈(カメラ・石田 順平)

後半、PKを外した田中美南(カメラ・石田 順平)
後半、PKを外した田中美南(カメラ・石田 順平)

試合詳細
日本・カナダ 後半、同点ゴールを決めた岩渕真奈(カメラ・石田 順平)
前半、ボールを競り合う岩渕真奈(カメラ・石田 順平)
後半、PKを外した田中美南(カメラ・石田 順平)
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