【和歌山】来秋ドラフト候補の米田天翼が7回10K無失点 自己最速148キロ計測

◆第103回全国高校野球選手権和歌山大会 ▽3回戦 市和歌山7―0田辺工=8回コールド=(21日・和歌山市紀三井寺)

 春夏連続の甲子園出場を目指す市和歌山が田辺工を8回コールドで破り、準々決勝に進出した。来秋ドラフト候補の2年生右腕・米田天翼(つばさ)が7回4安打10三振の無失点に抑え、打線は効率よく得点を重ねた。

 自身初の夏の公式戦で堂々たるピッチングを見せた。「初回から飛ばしていった」とエンジン全開で、まずはその初回に自己最速に並ぶ146キロを計測。2回には球場表示で148キロを出し、自己最速を更新した。「直球で押し切るピッチングに加えて、かわすところでかわす」という自身の強みを存分に発揮。半田真一監督も「(今日の好結果は)米田の投球に尽きる」と評価した。

 偉大な先輩からも多くのことを学んでいる。この日、登板はなかった今秋ドラフト1位候補の小園健太投手(3年)の「8割くらいの力感で投げている部分」を参考にするほか、ツーシームやカットボールは直接教わった。先輩・小園からは試合前に「思いっきり力を出したら必ず抑えられる」、試合後には「ナイスピッチング」の言葉をもらって勇気づけられた。

 スタンドから米田の投球を見たロッテの三家スカウトは「球に力があり、球種も豊富。1つ上に小園という良い先輩がいて、お互いに切磋琢磨してここまでやってきたのだと思う。これからも見ていきたいと思う」と今後も注目していくことを明言。小園も「彼が入学したときから一緒に練習してきた。あと1年あるのでもっと良い投手になって欲しい」と頼もしい後輩に期待を込めた。

 次戦に向けて米田は「(対戦相手の)耐久は振れるバッターが多い。しっかりと低めに投げていきたい」と意気込む。小園との2枚看板で総力戦の夏を勝ち上がる。

市和歌山・米田天翼
市和歌山・米田天翼

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