村田改め朝志雄が新十両会見 「うれしい気持ちと、ホッとした気持ちが両方来ました」

リモートで新十両昇進会見した村田改め朝志雄
リモートで新十両昇進会見した村田改め朝志雄

 日本相撲協会は21日、東京・両国国技館で秋場所(9月12日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、北青鵬(宮城野)、村田改め朝志雄(あさしゆう・高砂)の新十両昇進を決定した。朝志雄が同日、新十両昇進会見し、「本当にうれしい気持ちとホッとした気持ちが両方来ました」と喜びを語った。

 村田改め朝志雄は東洋大卒で、三段目付け出しで17年春場所に初土俵を踏んだ。18年名古屋場所には幕下筆頭まで番付を上げたが、右膝の内側側副じん帯損傷や前十字じん帯断裂の大ケガ。番付は序ノ口まで下がり、ゼロからのスタートとなった。当時を振り返り、「膝をケガしてしまって悔しい思いもしたし、その中で同級生や後輩が先に昇進していく悔しい部分もあった。そのなかでも、自分が腐らずに上を見て、先を見て稽古に精進できたのがよかったと思います」と話した。東5枚目で臨んだ名古屋場所では、6勝を挙げ、新十両昇進をつかんだ。

 関取昇進を機にしこ名は「朝志雄」に改名。理由については「『朝』は師匠の朝赤龍、先代の朝潮の朝でもあり、必ず着けるものと、上がる前から思っていた。『志』は元々しこ名変えるときには入れたい思いがあり、地元の三重の志摩、(道場の)志友館の志でもある。『雄』は、道場の志友館は友という字ですが、友から英雄の雄に変えまして。雄々しいという言葉があり、男らしいさま、勇ましいさまという意味がある。また、高校大学の監督が浜野文雄監督と言うので」と説明した。

 現在、チームメイトだった小結・若隆景(荒汐)や十両・炎鵬(宮城野)など活躍する力士が多い。「若隆景関は(東洋)大学で4年間、同じ釜の飯を食べて、団体出て、日本一取ったチームメイト。そのチームメイトが今場所、新小結で幕内上位で活躍するのは刺激にもなりましたし、その他にも十両優勝の水戸龍関、炎鵬関が活躍している。一日でも早く追いつきたい思いがありました」と刺激を受け、自身の原動力となった。

 同席した師匠・高砂親方(元関脇・朝赤龍)は初めての関取誕生に「初めての関取ということで。とてもうれしいですね。よかったなと思っております」と笑顔を見せた。関取デビューとなる来場所に向けて、期待の新十両は「ここがゴールじゃ無くて、まだまだ上の番付がありますので。一つでも上に行けるように今まで以上に稽古に精進して、結果を残せるように頑張って行きたいと思います」と意気込んだ。

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