3人制男子の第一人者・落合知也「金メダルは遠くない」24日からいよいよ初舞台へ

3人制男子東京五輪代表の落合知也(所属事務所提供)
3人制男子東京五輪代表の落合知也(所属事務所提供)

 東京五輪からの新種目として実施される3人制バスケットボール男子日本代表の落合知也(越谷)が22日までにスポーツ報知のインタビューに応じ、初の舞台への率直な思いと、五輪への抱負を語った。

 3人制男子が目指すは「金メダル」。2014年から日本代表として活躍する第一人者の落合を中心に、5人制でも日本代表を経験したブラウン・アイラ(大阪)、秋田でプレーする保岡龍斗、米ネブラスカ大に所属し、NBA入りを目指す期待の星・富永啓生の高い個々の能力を持つメンバーで、世界を驚かせる。

 金メダルに向けて最大のライバルとなるのが最強国・セルビア。落合もその強さはこれまで何度も肌で感じてきたが、今のチームには世界ランク1位の高き壁を打開する可能性を秘めているという。

 「金メダルを取るためにはセルビアを倒さないといけない。集中して、自分たちがやるべきことをできれば、金メダルは遠くない。必ずつかめるなって意識はある」

 五輪が近づくにつれ、日本のバスケ界は熱が増している。5人制男子は、八村塁(ウィザーズ)&渡辺雄太(ラプターズ)の現役NBAプレーヤー2人を擁し、過去最強日本代表として五輪へ挑む。5人制女子は世界ランク10位と実力トップクラスで、3人制女子は最終予選で3位になり、自力で五輪切符をつかんだ。この勢いに、3人制男子も大いなる刺激を受けている。

 「5人制男子は強化試合が地上波で流れていますし、本当に刺激しかない。3人制女子も五輪最終予選は本当に素晴らしい結果だった。僕たちも『結果を残さないといけない』って全員感じている。3人制はマイナー競技なので、結果を残さないとメディアにも注目されない。何が何でも五輪ではまず結果がほしい」

 落合自身は9歳からバスケを始め、法大卒業後、モデル業や飲食店でのアルバイトをこなしながら、趣味から3人制を始めた。13年には大塚商会アルファーズ(5人制)に入団し、2種目を両立。14年に初めて3人制日本代表に選出され、ここまで7年間、日本のエースとして代表をけん引し続けてきた。第一人者として、この東京五輪にはもう1つ、特別な思いを抱いている。

 「この競技の始めたのが11年前とか。当時始めたときは半信半疑で『これが本当に五輪になるのかよ』とか思いながらやっていた。でも、実際に心の中ではこの競技で五輪に出たいって夢を持ち続けてやってきた。五輪で金メダルを取ることが僕の最大目標。3人制をメジャーにしたくてやっている部分もあるので、何がなんでも結果を出したい思いで、東京五輪に臨みたい。いいタイミングで五輪が来ているので、バスケ界のためにも自分は戦いたい」

 ◆落合 知也(おちあい。・ともや)1987年6月18日、東京都出身。34歳。土浦日大高―法大卒。モデル業をこなしながら始めた3人制で2014年から日本代表入り。現在、3人制では唯一のプロ選手。195センチ、95キロ。

 ◆東京五輪3人制男子 8チームが出場。1次リーグは総当たりで、24日にポーランド戦、ベルギー戦。25日にオランダ戦、ラトビア戦。26日にセルビア戦、ロシアチーム戦、27日は中国戦となる。上位2チームは自動的に準決勝へ。3~6位の4チームで準々決勝を行う。7、8位は敗退。

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