【侍ジャパン】栗原陵矢の際立つ万能ぶり!一塁に三塁、右翼と左翼に捕手も五刀流「やりがい感じる」

投内連係プレーの練習で三塁を守った栗原陵矢(カメラ・関口 俊明)
投内連係プレーの練習で三塁を守った栗原陵矢(カメラ・関口 俊明)

 東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が“ギータ不在シフト”を敷いた。仙台強化合宿2日目の20日、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(32)が右脇腹違和感で2日連続の別メニュー調整。万が一を想定し、柳田が守る中堅に本来右翼の鈴木誠、空いた右翼にソフトバンク・栗原陵矢外野手(25)を配置する陣形をテストした。中心選手の有事に備える中、捕手、内野、外野をこなす栗原の万能ぶりが際立った。

 グラブを持ち替え、栗原が忙しく動き回った。「本当にありがたいこと。僕自身、どこでもやりたいと思っているので」。ソフトバンクでは捕手登録で、一塁、三塁、左翼と右翼もこなせる五刀流。「すごくやりがいを感じています」と、充実感を漂わせた。

 投内連係は三塁でスタート。途中から外野陣に入って捕球練習に取り組んだ。「短期決戦は交代とか、いろんなイレギュラーが起こる。そこにしっかり対応していかないといけない」と、続くシートノックでも右翼から三塁へ移った。合宿初日の19日には、打撃練習中に左翼で打球を確認。球宴でも一塁、三塁、左翼、捕手の4ポジションを守っており、稲葉監督も「あそこまで複数ポジションを守れる選手はいない。非常に貴重」と、信頼を寄せる存在だ。

 U―18以来、プロでは初の代表入り。「素材的には優しくて軽いんですけど、すごい詰まっている感じがします」と、ユニホームの重みを実感している。甲斐、梅野に続く第3捕手としても役割があり、「自分から言って、ブルペンで球を受けさせていただきたい」と志願。予備用も含め、準備してきた計7個のグラブが、意識の高さを表している。

 「うるさいと思われるぐらい元気を出したい。人一倍動いて、いろんなところをやりたい」。坂本や鈴木誠に助言を求め、打撃向上にも懸命な努力家。実は、最も欠かせない。(長田 亨)

 ◆栗原 陵矢(くりはら・りょうや)1996年7月4日、福井県生まれ。25歳。春江工(現坂井)から2014年ドラフト2位でソフトバンク入団。捕手登録で、打力を生かすため昨季から主に外野手として出場。初の規定打席に到達した。通算成績は252試合で打率2割5分4厘、28本塁打、122打点。178センチ、78キロ。右投左打。年俸4400万円。独身。

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