宝塚歌劇宙組1年半ぶり新人公演、亜音有星が初主演「新鮮なお芝居できた」初ヒロイン山吹ひばりは「感動」

スポーツ報知
兵庫・宝塚大劇場で上演された宙組「シャーロック・ホームズ」の新人公演上演後に舞台上で会見した亜音有星(右)と山吹ひばり

 宝塚歌劇宙組「シャーロック・ホームズ―The Game Is Afoot!―」の新人公演が20日、兵庫・宝塚大劇場で上演された。

 コロナ禍での稽古場環境の見直しなどで、新人公演は昨年3月から開催が見送られてきたが、今年6月の月組から復活。宙組は「アナスタシア」では実施されず、19年12月、20年1月の「エル ハポン」以来1年半ぶりの上演となった。

 名探偵ホームズを演じたのは、亜音有星(あのん・ゆうせい)。2017年入団の5年目で念願の初主演を果たした。4月のバウホール公演「夢千鳥」では、画家志望の青年と映画俳優の重要な2役を演じて、台頭を感じさせた、長身173センチの逸材。第103期生の男役では主演一番乗りとなった。

 笑顔の似合うさわやかなホームズ像を表現した亜音はカーテンコールで「お客さまがいらっしゃる中で、新鮮なお芝居、緊張感、楽しさを改めて感じることができました」と、あいさつした。

 終演後は「めちゃくちゃ緊張した」とホッとした表情を見せながらつつも「まん中に立つのだから、自分が引っ張らなければと、勢いを付けました」。本役のトップスター・真風涼帆の背中を見て学び、「私が不安にならないよう、親身になって教えてくださり、『自分らしく演じたらいいんだよ』と声をかけていただいた」と感謝した。

 相手役のオペラ歌手・アイリーン役は第105期生・山吹ひばりが初ヒロインを務めた。こちらも「夢千鳥」で主人公・竹久夢二(和希そら)が愛する弟子の役で注目され、今回も3年目とは思えない落ち着いて大人びた演技と、高い歌唱力を披露した。舞台に上がり「足が震えてしまった」と振り返ったが、本役の潤花(じゅん・はな)から「山吹の中のアイリーンが助けてくれるから」との言葉を思い出した。「銀橋から広い世界を感じられて、温かなまなざしで見守っていただき、感動しました」と笑顔を見せた。

 東京宝塚劇場での新人公演は9月2日。「東京ではズシッと真ん中に立てるように」(亜音)「私の中のアイリーンを等身大にしたい」(山吹)と、それぞれ前進を誓った。

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