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ポイズンアロウ24日函館5Rで初陣 昨年7歳で早世アロゲート初年度産駒 横山武史騎手とコンビ

世界的名馬の良血を受け継ぐポイズンアロウ。24日のデビューへ順調だ
世界的名馬の良血を受け継ぐポイズンアロウ。24日のデビューへ順調だ

 2017年のドバイ・ワールドCなどG1・4勝を挙げ、昨年6月に7歳で死んだ名馬アロゲートの産駒ポイズンアロウ(牡2歳)が、24日の函館5R(ダート1700メートル)でデビューする。現役最多のJRA通算1541勝を挙げている藤沢和雄調教師(69)=美浦=が管理。来年2月に引退を控える名将にとっては、最後に手がける2歳世代の一頭だ。

  壮大な夢を乗せ、期待の良血馬ポイズンアロウがいよいよベールを脱ぐ。10日に美浦トレセンから函館競馬場に入厩。20日はWコースを1周半、力強い脚さばきで駆け抜けた。500キロを優に超える栗毛の雄大な馬体。夏の強い日差しに照らされてきらきらと輝きを放ち、函館でも存在感を際立たせている。

 ゼッケンは「2」。藤沢和厩舎の他3頭とともに世代一番乗りとなる2月11日にトレセンに入厩し、約5か月、入念に調整されてきた。大江原助手は「先週1週間もうまく過ごすことができました。入厩したころは体を使いきれないところもあったけど、今は重心を保ってバランス良く体を使えるようになった」と成長を口にする。

 父はG1・4勝を挙げたアロゲートで、祖母にケンタッキーオークス(01年)を制したフルートがいる活力みなぎる血統。昨年のキーンランド・セプテンバーセールで、75万ドル(約7800万円)の高値で落札された。父は昨年6月に天国に旅立っており、希少な血を受け継ぐ一頭だ。

 来年2月で引退する名トレーナーが最後に手がける世代。今秋には米遠征プランも視野に入っており、ワールドワイドな活躍が期待される。藤沢和調教師は「先週の動きもいいし、ここまで順調だよ。馬格は立派でパワーがある」と、評価する。

 初陣は現役最年少のG1ジョッキー・横山武を配し、ダート1700メートルに挑む。トレーナーは「血統的なこともあるし、多頭数になるよりはと考えて、ここに出す」と狙いを説明。父と同じ世界の頂点を目指す戦いが、北の大地で幕を開ける。(松末 守司)

〈キミコソシャチョウとジャスパーグレイト森厩舎にも2頭〉

 アロゲート産駒は20日時点でポイズンアロウを含む3頭が登録されている。ほか2頭は栗東・森厩舎に所属。キミコソシャチョウ(牡)が順調に調整を進めている。9日にゲート試験に合格し、15日に坂路で55秒8。清永助手は「500キロほどで見栄えがします。おとなしい感じですが、パワーがありそう」と迫力を感じ取る。これからペースを上げていき、デビュー戦を検討する。

 もう一頭のジャスパーグレイト(牡)もゲート試験に合格済み。清永助手は「小柄ですが、こちらはスピードがありそう」と分析する。疲れを考慮して先週末に放牧に出て、現在はリフレッシュ休養中だ。未登録の馬では、デビューから19連勝した米国の名牝ゼニヤッタを伯母に持つシャンドマルス(牡、美浦・国枝厩舎)などがいる。

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