東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のDeNA・山崎康晃投手が合宿2日目の20日、取材に応じ、1学年下の阪神・青柳晃洋投手を「ムードメーカー」に“指名”した。
19年「プレミア12」では胴上げ投手を務めるなど、国際経験豊富な右腕は「周りがおどおどすることなく、100%を出せるような環境作りに努めていきたい」と、稲葉監督から期待されるリーダー役を買って出ている。
「プレミア12」では田口(ヤクルト)、今永(DeNA)などが盛り上げ役を務めていた。今回、そのポストを担う選手を聞かれた山崎は「カープの菊池さんがヤギ(青柳)を推してますからね。オールスターで声出しをしたように非常に明るい。ムードメーカーになって、ブルペンを引っ張っていく存在になってもらえればいいかなと」とキャッチボールの相手を務めている変則右腕を指名した。
自身の投球で、国際大会での対応については「いつも考えてるのは落ちる系の、落差のあるボールの精度とハイボールですね。横浜スタジアムは狭いので、とにかく自分の使えるストライクの幅を広げていく」と調整を進めていく。